東京薬科大学

【東京薬科大学】山梨県×東京薬科大学 地域に貢献できる薬剤師等の人材育成に向け包括連携協定を締結~地域の活性化、地域課題の解決とそれに資する教育・研究等、相互の発展に向け連携強化~

大学ニュース  /  産官学連携

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山梨県(知事:長崎幸太郎 所在地:山梨県甲府市)と東京薬科大学(学長:三巻祥浩 所在地:東京都八王子市)は相互に連携協力に努め、人的・知的資源の交流及び活用を図ることで「地域に貢献できる薬剤師等の人材を育成する」とともに、地域の活性化、地域課題の解決とそれに資する教育・研究等、相互の発展に寄与することを目的として2024年3月13日付で包括連携協定を締結しました。

 両機関は共同で、山梨県における質の高い薬剤師の確保を進めるとともに、薬剤師が生涯にわたって職能を研鑽する学習機会の提供、感染症予防対策、健康・医療等に関する調査・研究を行うことで、健康と福祉の分野で連携してまいります。また、薬学部と生命科学部を併設し、より高度な理系専門教育を行う大学としての特性を活かし、山梨県内の中・高校生を対象とした理系人材の育成に取り組み教育分野での人材育成を進めます。さらに、地域の産業と健康領域を融合させた健康食品や環境分野をはじめとした産業振興、大規模災害発生時における被災者の健康確保の支援など、地域課題の解決に取り組みます。

【主な連携・協力事項】
 (1)山梨県内における薬剤師の確保に関すること
 (2)薬剤師の生涯学習に関すること
 (3)理系人材の育成に関すること
 (4)薬学・生命科学領域における調査・研究に関すること
 (5)産業振興に関すること
 (6)災害時における支援に関すること

【連携協定締結の背景】
 山梨県には薬学部を持つ大学が存在せず、かつ圏域ごとの薬剤師の偏在が課題となっていることから、山梨県に近く山梨県出身の在学生も多い東京薬科大学と、薬剤師の育成・確保に向けて検討をしてきました。感染症予防対策への支援や、災害発生時における被災者の健康確保の支援など、山梨県民の安全確保につながる取り組みや山梨県の産業振興につながる取り組みについても検討され、連携項目に盛り込むことで包括連携協定締結の合意に至りました。

【機関概要】
 東京薬科大学は、「ヒューマニズムの精神に基づいて、視野の広い、心豊かな人材を育成し、薬学並びに生命科学の領域にて、人類の福祉と世界の平和に貢献する」ことを理念とし、教育・研究に取り組んでいます。1880年(明治13年)に前身となる東京薬舗学校を設立し、私立薬科大学としては、創立143年の日本で最も長い歴史と伝統を誇るとともに、全国最大規模の薬学生(学部入学定員420名)を教育しています。明治の時代よりこれまでに43,000名を超える卒業生を世に送り出し、医療や創薬等の様々な分野で活躍する優秀な人材を輩出してきました。特に、薬剤師教育が6年制となり、臨床実践能力と研究能力を備えた薬剤師を養成することを薬学部の目標として掲げています。1994年(平成6年)には日本で最初の生命科学部を開設し、現在、2学部2大学院研究科を擁して活発に教育・研究活動を展開しています。


■お問い合わせ
山梨県知事政策局政策企画グループ
〒400-8501  山梨県甲府市丸の内1-6-1
TEL: 055-223-1553

学校法人 東京薬科大学 広報課
〒192-0392 東京都八王子市堀之内1432-1
E-Mail: kouhouka@toyaku.ac.jp
TEL: 042-676-6711

▼本件に関する問い合わせ先

総務部 広報課

住所

: 東京都八王子市堀之内1432-1

TEL

: 0426766711

FAX

: 042-676-1633

E-mail

kouhouka@toyaku.ac.jp

thumb-2_20240315.jpg 山梨県と東京薬科大学との包括連携協定締結式にて。(左:長崎幸太郎知事、 右:三巻祥浩学長)

thumb-1_20240315.jpg 山梨県ならびに東京薬科大学出席者一同

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