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法政大学(総長:廣瀬 克哉、本部:東京都千代田区)と電動トゥクトゥク「Paco(パコ)」を活用したレンタルサービス『Emobi (えもび) 』を展開するスタートアップである株式会社eMoBi(代表取締役CEO:石川 達基、本社:東京都中央区、以下: eMoBi)、JR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田 裕、本社:東京都港区、以下:JR東日本スタートアップ)が連携し「学生の登下校時間の有効活用や通学における移動体験の価値向上に関するニーズ調査」を行う産学連携の実証実験を行いました。
◆Emobi(えもび)とは
Emobi(えもび)とは、地域を自由に周遊できる電動トゥクトゥクのレンタルサービスです。車両は3人乗りで、普通自動車免許で誰でも簡単に運転することができます。また、ドアがなく開放的で、風景を間近に感じながら爽快感を味わえます。
◆実証実験の背景・概要
本実証実験は、法政大学在学中の学生による社会課題発見とその解決を目指す産学連携の取り組みです。法政大学多摩キャンパスは、ソーシャル・イノベーション/作り続けるキャンパスを目指して、2023年4月に法政大学ソーシャル・イノベーションセンター(SIC)を創設しました。今回の実証実験は、SIC教育プログラムの一つである「チェンジメーカーズラボin多摩(たまらぼ)」において、昨年度最優秀賞を獲得した多摩キャンパス所属の学生による提案のプロジェクトです。学生たちは、以前から登下校時のバスの待ち時間等に課題を感じていました。
そこで今回の実証実験では、JR東日本の駅と大学間での二次交通に電動トゥクトゥク「Paco(パコ)」を導入することで、二酸化炭素の総排出量を減らしながらも時間の有効活用や通学における体験価値向上に寄与するレンタルサービス事業を行い、学生のニーズ調査を行いました。エリアは大学の最寄り駅であるJR東日本の相原駅、西八王子駅の2つの駅を起点とし、法政大学多摩キャンパスと駅間を自由に走行しつつ通学を行う移動体験を提供しました。
<サービス概要>
1.西八王子駅⇔法政大学多摩キャンパス運用期間
2024年5月20日(月)~ 24日(金)
2. 相原駅⇔法政大学多摩キャンパス運用期間
2024 年5月27日(月)~ 31日(金)
3. 利用料金(全期間共通)
往復(登下校) 一律1,200円
自由走行 1,000円/h
◆実証実験の成果
(1)想定利用目標大幅達成、130%の稼働率
10日間2台展開で登下校合わせ1日4回が登下校利用できる想定で始めた結果、実開催期間9日間にて37回の登下校貸出、自由走行希望で10回、累計47回の利用がありました。また、下校のみで5回貸し出す日もあり登校利用より下校利用の方が利用ニーズが高いという傾向が確認されました。これは下記の通り下校時は地域の飲食店や施設を利用しながら下校したいというニーズがあったためと考えられます。また平均の利用時間は1時間でした。
(2)学生に対して複数人で体験する周遊手段を提供することの有益性
車載GPSデータより、学生は1日平均半径8km圏内で移動、周遊していたことが分かりました。具体的には友人同士で飲食店や施設に立ち寄る、友人を離れた沿線の駅まで送迎するといった活用事例が確認されました。また利用者アンケートにてEmobiで行動範囲が変わったと感じるか調査した所、81%が広がったと思うと回答しました。このことから学生が複数人で自由走行できる手段を提供していくことは一定のニーズがあると推察しています。
また、地域の周遊と飲食店や施設の利用は地域経済にとっても有益であると考えており、近隣地域に対しても一定の成果があったと考えております。
(3)今後の展望
今回の実証実験では、新たな移動手段の学生ニーズ、周遊性を分析対象としました。今後は更なる地域連携を図ることでより学生が利用しやすいシーンを増やす事や、車両アップデートにより利便性の向上、学生以外も対象として地域周遊に繋がる施策展開を予定しております。
【各社概要】
Emobi(えもび)とは、地域を自由に周遊できる電動トゥクトゥクのレンタルサービスです。車両は3人乗りで、普通自動車免許で誰でも簡単に運転することができます。また、ドアがなく開放的で、風景を間近に感じながら爽快感を味わえます。
◆実証実験の背景・概要
本実証実験は、法政大学在学中の学生による社会課題発見とその解決を目指す産学連携の取り組みです。法政大学多摩キャンパスは、ソーシャル・イノベーション/作り続けるキャンパスを目指して、2023年4月に法政大学ソーシャル・イノベーションセンター(SIC)を創設しました。今回の実証実験は、SIC教育プログラムの一つである「チェンジメーカーズラボin多摩(たまらぼ)」において、昨年度最優秀賞を獲得した多摩キャンパス所属の学生による提案のプロジェクトです。学生たちは、以前から登下校時のバスの待ち時間等に課題を感じていました。
そこで今回の実証実験では、JR東日本の駅と大学間での二次交通に電動トゥクトゥク「Paco(パコ)」を導入することで、二酸化炭素の総排出量を減らしながらも時間の有効活用や通学における体験価値向上に寄与するレンタルサービス事業を行い、学生のニーズ調査を行いました。エリアは大学の最寄り駅であるJR東日本の相原駅、西八王子駅の2つの駅を起点とし、法政大学多摩キャンパスと駅間を自由に走行しつつ通学を行う移動体験を提供しました。
<サービス概要>
1.西八王子駅⇔法政大学多摩キャンパス運用期間
2024年5月20日(月)~ 24日(金)
2. 相原駅⇔法政大学多摩キャンパス運用期間
2024 年5月27日(月)~ 31日(金)
3. 利用料金(全期間共通)
往復(登下校) 一律1,200円
自由走行 1,000円/h
◆実証実験の成果
(1)想定利用目標大幅達成、130%の稼働率
10日間2台展開で登下校合わせ1日4回が登下校利用できる想定で始めた結果、実開催期間9日間にて37回の登下校貸出、自由走行希望で10回、累計47回の利用がありました。また、下校のみで5回貸し出す日もあり登校利用より下校利用の方が利用ニーズが高いという傾向が確認されました。これは下記の通り下校時は地域の飲食店や施設を利用しながら下校したいというニーズがあったためと考えられます。また平均の利用時間は1時間でした。
(2)学生に対して複数人で体験する周遊手段を提供することの有益性
車載GPSデータより、学生は1日平均半径8km圏内で移動、周遊していたことが分かりました。具体的には友人同士で飲食店や施設に立ち寄る、友人を離れた沿線の駅まで送迎するといった活用事例が確認されました。また利用者アンケートにてEmobiで行動範囲が変わったと感じるか調査した所、81%が広がったと思うと回答しました。このことから学生が複数人で自由走行できる手段を提供していくことは一定のニーズがあると推察しています。
また、地域の周遊と飲食店や施設の利用は地域経済にとっても有益であると考えており、近隣地域に対しても一定の成果があったと考えております。
(3)今後の展望
今回の実証実験では、新たな移動手段の学生ニーズ、周遊性を分析対象としました。今後は更なる地域連携を図ることでより学生が利用しやすいシーンを増やす事や、車両アップデートにより利便性の向上、学生以外も対象として地域周遊に繋がる施策展開を予定しております。
【各社概要】
●法政大学
・所在地: 東京都千代田区富士見2-17-1
・代表者: 総長 廣瀬 克哉
・設立: 1880年
・URL: https://www.hosei.ac.jp/
・所在地: 東京都千代田区富士見2-17-1
・代表者: 総長 廣瀬 克哉
・設立: 1880年
・URL: https://www.hosei.ac.jp/
●eMoBi
・会社名: 株式会社eMoBi
・所在地: 東京都港区新橋5-25-1 ル・グラシエル71
・代表者: 代表取締役社長 石川 達基
・設立: 2019年5月15日
・事業内容: 電動トゥクトゥクを基軸とした、モビリティ全般についての販売、サービス開発
・URL: https://www.emobi.co.jp/home
●JR東日本スタートアップ
・会社名: JR東日本スタートアップ株式会社
・所在地: 東京都港区高輪2-21-42
・代表者: 代表取締役社長 柴田 裕
・設立: 2018年2月20日
・事業内容: 事業シーズや先端技術の調査・発掘、ベンチャー企業への出資及びJR東日本グループとの協業推進
・URL: https://jrestartup.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
●法政大学ソーシャル・イノベーションセンター
●法政大学ソーシャル・イノベーションセンター
E-mail: sic@ml.hosei.ac.jp
●株式会社eMoBi 担当:薮原大貴
E-mail: support@emobi.co.jp / TEL: 050-5536-5655
●JR東日本スタートアップ株式会社 担当:萱沼徹
E-mail: pr@jrestartup.co.jp / TEL: 03-6851-4724
大学・学校情報 |
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大学・学校名 法政大学 |
URL https://www.hosei.ac.jp/ |
住所 東京都千代田区富士見2-17-1 |
学長(学校長) 廣瀬 克哉 |