学校法人樟蔭学園

2025年4月、学芸学部に「リベラルアーツ学科」を開設~先行き不透明で不確かな今こそ"建学の精神"の原点に返る~

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大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市)では文部科学大臣より認可を受け、「学芸学部 リベラルアーツ学科」を2025年4月開設することを決定した。新設の「リベラルアーツ学科」では単に知識の修得だけでなく知識の使い手としての“知恵”を「リベラルアーツ」と位置づけ、現代社会において日々更新される膨大な知識や技術をいかに使うか、知識の使い手としての“知恵”を持った人材の養成を目指す。そのため、1年次から人間科学実践演習、地域課題実践演習などPBL科目群を配置、基礎的教養を基盤として諸課題に気づき、複眼的・俯瞰的、かつ実証的・科学的に探究することで多面的に捉え、未来に繋がる解決策を提示する力を養う。

本件のポイント
●「リベラルアーツ学科」は、基礎的教養を基盤として、人間を理解することと地域を理解することを通じて、現代社会が抱えている諸課題に気づき、その課題について複眼的・俯瞰的、かつ実証的・科学的に探究することで課題の背景・要因を多面的に捉え、社会と文化の多様性を尊重しながら、人間理解に立脚した社会貢献を果たす意欲を持ち、未来に繋がる課題の解決策を提示できる人材を養成することを目的とする。
●1年次から、基礎科目として「知への扉」「知の技法」「科学的方法の理解」を専攻科目として配置し、そのうえで、「人間」を理解するための科目(心理学系科目・「脳科学とその応用」等)や「地域」を理解するための科目(「東大阪学」「社会とコミュニケーション」「行動経済学」等)、データスキル科目(「基礎統計学」「サイバーセキュリティ」等)などを履修することで、現代社会が抱える諸課題に気づき、解決を模索するための基礎を身につける。
●これらの科目の学びから得られた成果を自らのものとするため、「PBL科目※」を1年次から配置する。4年間を通じて配置されている「PBL科目※」群によって、現代社会が抱える課題を多面的・多角的に分析し考察するとともに、自ら課題を発見し、その解決に取り組むために必要な能力を身につけ、単に知識を修得するだけでなく適切な活用や応用に重きを置く。
※Project/Problem Based Learningの略。本学では人間科学実践演習、地域課題実践演習などを設け、実践的な取組みを行う。

新設の「リベラルアーツ学科」は、多様化、複雑化した現代社会で活躍するために必要とされ、絶え間なく更新される膨大な知識や技術をいかに使うか、そのような知識の使い手としての"知恵"を持った人材を養成することを目的としている。そのため、4年間を通じて課題解決型学習(PBL)科目を中心に、実践的な学びを入学直後から配置し、「気づく力」 「観る力」 「磨く力」 「繋ぐ力」を身につけることで、人間と地域を理解し、現代社会の課題を多角的に捉え、科学的に探究し、課題解決に貢献できる能力の養成を目指す。
大阪樟蔭女子大学の設置者である樟蔭学園は、1917年の設立以来、 "高い知性と豊かな情操を兼ね備えた社会に貢献できる人材の育成" を建学の精神として100余年にわたり有意な人材を社会に輩出してきたことから、この度改めて学園設立当初の使命、理想を再確認し、変わりゆく時代に活躍できる未来を見据えて「リベラルアーツ学科」新設、次なる一歩を踏み出していく。
名  称:学芸学部 リベラルアーツ学科
学  位:学士(リベラルアーツ)
定  員:入学定員40名
設置予定:2025年4月
学芸学部 リベラルアーツ学科 特設サイト:https://www.osaka-shoin.ac.jp/univ/liberalarts/




▼本件に関する問い合わせ先

学園広報課

吉田・服部

住所

: 大阪府東大阪市菱屋西4-2-26

TEL

: 06-6723-8152(平日9時~17時)

FAX

: 06-6723-8263

E-mail

gakuen-pr@osaka-shoin.ac.jp

0826_liberal-arts.jpg リベラルアーツ学科学びの流れ

2403_liberal_bnr.jpg 不透明な現代だからこそ、設立当初の想いに原点回帰