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【東京工芸大学】芸術学部写真学科の濵中美唯菜さんと中根健太さんによる共同作品が2025JPS展「ヤングアイ」部門で日本写真家協会会長賞を受賞

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東京工芸大学(学長:吉野弘章)芸術学部(東京都中野区)写真学科4年生の濵中美唯菜さんと中根健太さんによる共同制作作品「あの頃を思い出す」が、第50回2025JPS展(主催:公益社団法人日本写真家協会)ヤングアイ部門において、日本写真家協会会長賞を受賞した。今後、受賞作品は、東京都写真美術館、京都市美術館別館、愛知県美術館の3会場で5月と7月に順次開催されるJPS写真展において展示される予定。

 本学芸術学部写真学科4年生、濵中美唯菜さんと中根健太さんによる、写真と絵画を合わせた作品「あの頃を思い出す」は、同展ヤングアイ部門の最優秀賞にあたる日本写真家協会会長賞を受賞。2人の子供の頃の記憶や思いをもとに、思い出の場所で撮影を行い、今はもう見ることはない光景を部分的に絵で表現するというユニークなものとなった。
 審査委員の熊切大輔会長は同作について「スライドショーならではの表現が面白い作品となりました。本来動かない物である写真が写真ならではの動きに挑戦したら、ストップモーションアニメという選択肢になるでしょう。古いオルゴールを開けたようなぎこちない動きが、可愛くもあり郷愁も感じさせます。紙芝居の様な写真コラージュ作品はストーリーにあふれホッとするような温かさとリズム感の良さを感じました。今あえて写真をアナログに動かすことで生まれる魅力をうまく活かした作品となりました」と語った。

 公益社団法人日本写真家協会が主催するJPS展の「ヤングアイ部門」は、写真表現の未来を切り拓いていく学生たちの発表の場を目的として、全国の写真学科のある大学や専門学校を対象に、学校単位で写真作品の募集が行われている。今年の審査員は、熊切大輔氏(日本写真家協会会長/審査員長)、コムロミホ氏、芳賀日向氏、HASEO氏、永原耕治氏(隔月刊『風景写真』編集長)の5名が務めた。学生たちがチームを組んで創り上げた作品は、モニターを利用した30秒間のスライドショーという形で発表された。

 今後、受賞作品は、東京都、京都府、愛知県の3つの会場で開催されるJPS写真展で展示される予定。


◆第50回2025JPS展
・URL: https://www.jps.gr.jp/jpsten/

【第50回2025JPS展 会期概要】
○会場:東京都写真美術館(B1F展示室)
 会期:2025年5月17日(土)〜5月25日(日)
 
○会場:京都市美術館別館(2F)
 会期:2025年7月1日(火)〜7月6日(日)

○会場:愛知県美術館(8FギャラリーJ室)
 会期:2025年7月15日(火)〜7月21日(月:祝)


■東京工芸大学
 東京工芸大学は1923(大正12)年に創設された「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、創設当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎えた。
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/

▼本件に関する問い合わせ先

学校法人東京工芸大学 総務・企画課 広報担当

TEL

: 03-5371-2741

E-mail

university.pr@office.t-kougei.ac.jp

jps_tpu_youngeye2025.jpg 東京工芸大学芸術学部写真学科の濵中美唯菜さんと中根健太さんの共同制作作品「あの頃を思い出す」

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