東洋大学

東洋大学が、日本経済新聞社「大学の地域貢献度調査」における「1都3県の地方貢献度」で第3位にランクイン!― 他者のために自己を磨き、活動の中で奮闘する東洋大学 ―

大学ニュース  /  地域貢献

  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

東洋大学(東京都文京区/学長・矢口悦子)は、日本経済新聞社が実施した「大学の地域貢献度調査」※における「1都3県の地方貢献度」で、首都圏129大学中の第3位にランクインしました。この調査は2年に1回実施されており、今回は国公私立777大学を調査対象にしています。本学が3位にランクインした「1都3県の地方貢献度」は、1都3県にある129大学に対して、大学の知見を地方に供給する取り組み、地方との連携・協定、地方へのインターンシップ派遣、地方就業への支援状況等を調査した結果です。
※11月3日発行「日経グローカル」519号で発表。1都3県の地方貢献度は11月17日発行「日経グローカル」520号で発表。

■東洋大学の社会貢献活動
東洋大学は、創立者・井上円了の理念「諸学の基礎は哲学にあり」のもと、「主体的に社会の課題に取り組む」「他者のために自己を磨く」「活動の中で奮闘する」という教育理念、東洋大学の心を具現化するために、社会貢献を柱のひとつとした人材育成を行っています。学生や教職員の個々の活動に加え、「社会貢献センター」を軸とした大学全体での継続的な活動も行っています。それらの取り組みの一部をご紹介します。

ボランティア活動の推進
本学では学生団体、教職員・学生によるゼミ他の活動等、多岐にわたるボランティア活動を実施しています。それらの活動を大学全体で支えるため、「ボランティア支援室」を設置し、ボランティア活動をするための情報提供や助言の他、専門スタッフ(ボランティアコーディネーター)配置、ボランティア先の開拓、学生とのマッチング、実施後の検証等を全学的に実施するなど、学びを社会に還元する実践を続けています。近年の代表的なボランティア活動として、2024年1月の能登半島地震復興支援があります。全学的な支援体制を構築するべく、現地視察等を経て学生・教職員による能登ボランティアチームを結成しました。現在まで計242日間にわたる継続的な現地ボランティア活動を実施し、学生延べ221名、教職員延べ71名が参加しました(2025年11月現在)。

参考:令和6年能登半島地震ボランティア特設サイト、東洋大学報
https://sites.google.com/toyo.jp/volunteer/top/noto2024report
https://www.toyo.ac.jp/about/gakuhou/backnumber/276_03_volunteer/index.html
https://www.toyo.ac.jp/about/gakuhou/backnumber/276_04_professor/index.html


地域活性化活動支援事業の推進
本学は、学生と教員が共同して進める地域活性化活動を経済的に支援し、自立した活動へと発展させていくためのサポートをしています。2024年度は、17企画を本支援事業として実施し、各地域の方々とともに課題解決や地域おこし活動を経て「地域で活躍する人材」を育成しています。空き家・休耕地の再生および地域資源を活かした観光コンテンツ開発(群馬県前橋市)、「大内宿雪まつり」の運営を支える支援活動(福島県南会津郡)、温泉地活性化プロジェクト(秋田県湯沢市)、公民館と地域の連携による文化継承や史跡保存を通したまちづくり(長野県下諏訪町)、地元住民と滞日外国人住民との相互理解にもとづく多文化共生を介した東北復興(宮城県気仙沼市)ほか、多岐にわたる地域活性化活動を実施し、大学がそれらの活動をサポートしました。

東洋大学フィロソフィア アカデミー/公開講座
東洋大学では、創立者・井上円了の掲げた「余資なく、優暇なき者に教育を開放する」という理念を引き継ぎ、すべての人に学びを届ける「開かれた大学」づくりを目指し、充実したリカレント教育を提供しています。公開講座では、14学部約800名の現役教員をはじめとする東洋大学の知を結集し、歴史・社会・医療など多彩なテーマを開講しています。2024年度から始まった「東洋大学フィロソフィア アカデミー」は哲学を基盤に、自分と社会を見つめ直す新たな学びの場です。グループワークや教室外でのフィールドワークなどを通して、自らの可能性を拓く探究型の学びを提供します。2024年度は全41講座を合計1,185名が受講。「有意義な時間だった」「また受講したい」といった声が集まりました。
詳細はこちら: https://sites.google.com/toyo.jp/koza/

・<東洋大学公式Webサイト>ダイジェストで知る:社会貢献・社会連携
https://www.toyo.ac.jp/social/

・TOPICS ―学生ボランティア団体「こもれび」が能登の復興を支える観光アプリ『めぐり』をリリース
東洋大学情報連携学部の学生5名からなるボランティア団体「こもれび」が、能登半島地震の被災地支援と観光振興を目的としたスマートフォンアプリ『めぐり』を2025年10月にリリースしました。被災地を「訪れる」「知る」「支える」体験を通じて、被災地の"いま"を伝え、現地の人々と利用者をつなぐことを目指す学生発のプロジェクトです。
詳細はこちら: https://www.toyo.ac.jp/news/20251113-18551.html




▼本件に関する問い合わせ先

東洋大学広報課

TEL

: 03-3945-7571

E-mail

mlkoho@toyo.jp

能登ボランティア風景01.jpg 能登半島地震復興支援ボランティア活動1

能登ボランティア風景02.jpg 能登半島地震復興支援ボランティア活動2

活動報告16_多文化共生を介した東北復興(宮城県気仙沼市).jpg 滞日外国人住民との多文化共生を介した東北復興(宮城県気仙沼市)

活動報告07_温泉地活性化プロジェクト(秋田県湯沢市).jpg 温泉地活性化プロジェクト(秋田県湯沢市)

活動報告11_文化継承や史跡保存を通したまちづくり(長野県下諏訪町).jpg 文化継承や史跡保存を通したまちづくり(長野県下諏訪町)

活動報告04_大内宿雪まつり(福島県南会津郡).jpg 「大内宿雪まつり」の運営を支える支援活動(福島県南会津郡)