日本映画大学

日本映画大学が12月19日~21日に第7回身体表現・俳優コース卒業公演「怪物の家」を開催

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日本映画大学(川崎市麻生区)は12月19日(金)・20日(土)・21日(日)の3日間、サンモールスタジオ(東京都新宿区)において第7回身体表現・俳優コース卒業公演を開催する。当日は、同コースの4年生が風刺劇「怪物の家」(作・演出:天願大介)を上演。4年間の学びを活かし、舞台の上でその成果を披露する。入場無料、事前申込制(各公演70名)。

 日本映画大学は今年、学園創立から50周年を迎えた。これまで映画・演劇・映像業界をはじめ、各分野において数多くの才能を社会へと輩出してきた。

 同大映画学部映画学科の身体表現・俳優コースでは、俳優としての表現力を磨くだけでなく、社会や文化に対する知識、幅広い教養を身につけることを重視している。さらに、映画制作の全工程を実践的に学び、スタッフワークについても理解を深めるという、独自の教育アプローチを採用している。

 同コースの学びの集大成となる卒業公演では、台本制作から稽古、衣装・美術・小道具の制作、音響・照明、制作進行、宣伝美術に至るまで、学生一人ひとりが責任ある役割を担い、俳優として舞台に立つ。概要は下記の通り。

◆日本映画大学 第7回 身体表現・俳優コース卒業公演
「怪物の家」
【日 時】
・12月19日(金)19:00
・12月20日(土)14:00/18:00
・12月21日(日)14:00
※開場は開演時間の20分前
【会 場】サンモールスタジオ(東京都新宿区1-19-10 サンモールスタジオ第3M B1F)
 http://www.sun-mallstudio.com/access.htm
[アクセス]東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩3分、JR「新宿」駅より徒歩20分
【出演者】上野杏太、和田恵李紗、迫間未唯奈、小泉摩奈、國部将吾、森本哲平、劉凌超   
【作・演出】天願大介
【入場料】無料(全席自由)
【定 員】各回70名(先着順)
【申 込】申し込みフォームに観劇日時、氏名、連絡先を入力して送信(※当日お越し頂いた順に受付後ご入場となるため、チケットはありません)。
 https://req.qubo.jp/eiga/form/12performance
・止むを得ないキャンセルの場合は前日までにキャンセルフォームから連絡
 https://req.qubo.jp/eiga/form/12performancecancel
【主 催】日本映画大学

<天願大介学長のコメント>
 かつては諷刺劇というものがよく上演されていました。これは喜劇の一分野で、社会をユーモアでちくちく刺すのが身上です。
 飯沢匡、福田恆存、前期の井上ひさしあたりがよく書いていて、TVドラマにも映画にも有名な作品が数多くありました。
 ところが、どういうわけか、今の日本ではまったく見かけません。
 寂しいというか、息苦しく感じるのは私だけでしょうか。

 大昔から、日本には権威を馬鹿にする文化がずっとありました。
 そもそも深刻な世界の状況を深刻な顔して論評するのは、我々の仕事ではありません。
 顰蹙を買っても、ふざけて笑ってみせるのが芸能の役割なのです。
 ――というわけで、今年は風刺劇を作ってみました。
 喜劇は俳優のすべての技術が必要で、若い学生たちには難しい挑戦でしたが、それなりに楽しんでくれたようです。

 年末にちょっと変わったお芝居を観るのも粋なもんです。
 一同、ご来場をお待ちしております。


▼本件に関する問合せ先
 日本映画大学 卒業公演担当
 TEL:044-951-2511(受付時間 月~金 9:00~17:00)
 Mail:sotsukou2025.eiga@gmail.com

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