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大妻女子大学博物館（東京千代田区）は2026年1月7日（水）～3月19日（木）まで、企画展「お姫様の装い Elegance of a Princess ― 鍋島家の復元ドレスを中心に ―」を開催する。同博物館には、明治20年の「大仮装舞踏会（fancy ball）」で着用されたドレスを復元したものなど、佐賀・鍋島家に伝来するドレスの復元ドレスが収蔵されている。今回の企画展では、数々の復元ドレスや各アイテムの展示を行うほか、関連イベントとして1月10日（土）に「お姫様の生活とファッション」がテーマの講演会、3月15日（日）に小学生対象のワークショップを実施する。いずれも入場（参加）無料で、企画展と講演会は申込不要、ワークショップは事前申込が必要。
大妻女子大学博物館には佐賀・鍋島家に伝来するドレスの復元ドレスが収蔵されている。これらは、同大学家政学部被服学科の石井とめ子名誉教授の指導のもと、第3被服意匠学研究室で昭和57年（1982）から数年間にわたって学生の卒業制作として作られた。
特に注目すべき「小袖夜会服」の復元ドレスは、日本の小袖をドレスに仕立てたもので、復元には同じ模様に染めた生地に刺繍を施したものを特注して製作された。
また、明治20年（1887）4月20日に伊藤博文首相官邸で開催された「大仮装舞踏会（fancy ball）」で、鍋島直大（なおひろ）・栄子（ながこ）夫妻が着用したドレスも復元している。
明治政府は欧化政策を推し進めるために、宮中や政府関係者を中心に洋装を取り入れたが、その政策はたやすいものではなかった。そうした中で、栄子はイタリア公使を勤めた直大に同行した経験を活かし、帰国後は「鹿鳴館時代」のホストとしても活躍するなど、日本の近代化に努めた。鍋島家のドレスは、京都の公卿の子女である栄子が、異国で慣れない衣裳を着こなし、生まれたばかりの近代国家・日本の発展に貢献した軌跡を物語っている。
企画展ではまた、平成29年（2017）に博物館に寄贈されたヨーロッパのバッグや扇（竹内コレクション）も展示される。これらはドレスの着用者やドレスを引き立たせるためにはなくてはならないアイテムであり、その繊細で高度な技も堪能することができる。
会期中の関連イベントとして、1月10日（土）に講演会を開催。榎本恵子准教授（大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科）と青木淳子氏（歴史文化学研究者 学際情報学博士）が、それぞれ講演を行う。また、3月15日（日）には小学生を対象としたワークショップ「ビーズを使ったお花ワッペンを刺繍しよう」を開催。山下ちかこ氏（女子美術大学非常勤講師）が講師を務める。
◆企画展「お姫様の装い Elegance of a Princess―鍋島家の復元ドレスを中心に―」概要
【会 期】 2026年1月7日（水）～3月19日（木） 10:00～16:30
・休館日：土曜日・日曜日・祝日
《臨時開館》1月10日（土）・3月15日（日）・3月22日（日）
※3月22日（日）は期間外だが、オープンキャンパス向けに展示が行われる。
【会 場】 大妻女子大学博物館 千代田キャンパス図書館棟地下1階（東京都千代田区三番町12）
【入 場】 無料
■関連イベント① 講演会「お姫様の生活とファッション」
特に注目すべき「小袖夜会服」の復元ドレスは、日本の小袖をドレスに仕立てたもので、復元には同じ模様に染めた生地に刺繍を施したものを特注して製作された。
また、明治20年（1887）4月20日に伊藤博文首相官邸で開催された「大仮装舞踏会（fancy ball）」で、鍋島直大（なおひろ）・栄子（ながこ）夫妻が着用したドレスも復元している。
明治政府は欧化政策を推し進めるために、宮中や政府関係者を中心に洋装を取り入れたが、その政策はたやすいものではなかった。そうした中で、栄子はイタリア公使を勤めた直大に同行した経験を活かし、帰国後は「鹿鳴館時代」のホストとしても活躍するなど、日本の近代化に努めた。鍋島家のドレスは、京都の公卿の子女である栄子が、異国で慣れない衣裳を着こなし、生まれたばかりの近代国家・日本の発展に貢献した軌跡を物語っている。
企画展ではまた、平成29年（2017）に博物館に寄贈されたヨーロッパのバッグや扇（竹内コレクション）も展示される。これらはドレスの着用者やドレスを引き立たせるためにはなくてはならないアイテムであり、その繊細で高度な技も堪能することができる。
会期中の関連イベントとして、1月10日（土）に講演会を開催。榎本恵子准教授（大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科）と青木淳子氏（歴史文化学研究者 学際情報学博士）が、それぞれ講演を行う。また、3月15日（日）には小学生を対象としたワークショップ「ビーズを使ったお花ワッペンを刺繍しよう」を開催。山下ちかこ氏（女子美術大学非常勤講師）が講師を務める。
◆企画展「お姫様の装い Elegance of a Princess―鍋島家の復元ドレスを中心に―」概要
【会 期】 2026年1月7日（水）～3月19日（木） 10:00～16:30
・休館日：土曜日・日曜日・祝日
《臨時開館》1月10日（土）・3月15日（日）・3月22日（日）
※3月22日（日）は期間外だが、オープンキャンパス向けに展示が行われる。
【会 場】 大妻女子大学博物館 千代田キャンパス図書館棟地下1階（東京都千代田区三番町12）
【入 場】 無料
■関連イベント① 講演会「お姫様の生活とファッション」
【日 時】 2026年1月10日（土） 14:00～16:10
【会 場】 大妻女子大学 千代田キャンパスH棟1階H113教室（東京都千代田区三番町12）
【内 容】
「フランスのプリンセス―お城での生活とは―」
・講師：榎本恵子准教授（大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科）
「梨本宮伊都子妃のファッション―フランス人を魅了した日本のプリンセス―」
・講師：青木淳子氏（歴史文化学研究者 学際情報学博士）
【対 象】 誰でも参加可
【申 込】 不要
■関連イベント② ワークショップ「ビーズを使ったお花ワッペンを刺繍しよう」
【会 場】 大妻女子大学 千代田キャンパスH棟1階H113教室（東京都千代田区三番町12）
【内 容】
「フランスのプリンセス―お城での生活とは―」
・講師：榎本恵子准教授（大妻女子大学文学部コミュニケーション文化学科）
「梨本宮伊都子妃のファッション―フランス人を魅了した日本のプリンセス―」
・講師：青木淳子氏（歴史文化学研究者 学際情報学博士）
【対 象】 誰でも参加可
【申 込】 不要
■関連イベント② ワークショップ「ビーズを使ったお花ワッペンを刺繍しよう」
【日 時】 2026年3月15日（日） 14:00～16:00
【会 場】 大妻女子大学博物館 千代田キャンパス図書館棟地下1階（東京都千代田区三番町12）
【内 容】 博物館が所蔵しているビーズのミニポーチのデザインを参考に花模様のワッペンを作り、サコッシュに仕上げる。
・講師：山下ちかこ氏（女子美術大学非常勤講師）
【対 象】 小学生（針と糸が使える方）※小学生低学年の方は保護者の同伴が必要。
【申 込】 2月中旬に博物館ホームページ（ https://www.museum.otsuma.ac.jp/ ）にて公開
※この企画展および関連イベントは、大妻女子大学人間生活文化研究所の令和7年共同研究プロジェクト「『大妻女子大学博物館所蔵 西洋服飾』展の開催―大学博物館の活性化にむけて―」（代表：家政学部ライフデザイン学科須藤良子准教授、課題番号：K2508）が主催となって開催される。
【会 場】 大妻女子大学博物館 千代田キャンパス図書館棟地下1階（東京都千代田区三番町12）
【内 容】 博物館が所蔵しているビーズのミニポーチのデザインを参考に花模様のワッペンを作り、サコッシュに仕上げる。
・講師：山下ちかこ氏（女子美術大学非常勤講師）
【対 象】 小学生（針と糸が使える方）※小学生低学年の方は保護者の同伴が必要。
【申 込】 2月中旬に博物館ホームページ（ https://www.museum.otsuma.ac.jp/ ）にて公開
※この企画展および関連イベントは、大妻女子大学人間生活文化研究所の令和7年共同研究プロジェクト「『大妻女子大学博物館所蔵 西洋服飾』展の開催―大学博物館の活性化にむけて―」（代表：家政学部ライフデザイン学科須藤良子准教授、課題番号：K2508）が主催となって開催される。
▼本件に関する問い合わせ先
大妻女子大学博物館
住所：〒102-8357 東京都千代田区三番町12 図書館棟 地下1階
TEL：03-5275-5739
URL： https://www.museum.otsuma.ac.jp/
問い合わせフォーム： https://www.museum.otsuma.ac.jp/contact
住所：〒102-8357 東京都千代田区三番町12 図書館棟 地下1階
TEL：03-5275-5739
URL： https://www.museum.otsuma.ac.jp/
問い合わせフォーム： https://www.museum.otsuma.ac.jp/contact
企画展「お姫様の装い Elegance of a Princess」チラシ①
企画展「お姫様の装い Elegance of a Princess」チラシ②
大学・学校情報 |
|---|
| 大学・学校名 大妻女子大学 |
|
| URL https://www.otsuma.ac.jp/ |
| 住所 東京都千代田区三番町12 |
| 大妻女子大学は東京都千代田区に本部を置く私立の女子大学です。創立者は大妻コタカ。校訓は「恥を知れ」。学び働き続ける自立自存の女性を育成します。 |
| 学長（学校長） 市川博 |
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