大学通信

ヘルシー&ユニークな今どきの学食

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最近の学食は、安くてボリューム満点というだけでなく、女子学生のニーズに合ったヘルシーなメニューや、学生が考案したメニューを出すなど、ユニークな学食が増えている。地域の人々に開放している学食も多い。
【筑波学院大学、神田外語大学、千葉商科大学、大妻女子大学、昭和女子大学、神奈川大学、国際大学】

 筑波学院大学(茨城県つくば市)は11月19日に、社会人向けのコミュニティカレッジで「ドイツワインの夕べ」を開催。学生食堂でドイツの家庭料理である煮込みスープ「アイントプフ」をドイツレストランのシェフに習う。アイントプフは、ソーセージにジャガイモ、ニンジンなど、一般的な野菜を煮込んでトマト味やコンソメ味で仕上げるもの。近隣には手作りソーセージの工房もあり、豊富な野菜が収穫できるので、地域の食材を利用する。試食後に学生食堂の昼食フェアのメニューにする予定。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7056 )

 神田外語大学(千葉市美浜区)のアジアをテーマにした学生食堂「食神(しょくじん)」では、アジア地域の本場の味が1品200~400円程度で楽しめる。さらに、本場の雰囲気も味わえるよう、アジアの家具や調度品を配置し、食の空間を忠実に再現。「ストリートベンチエリア」や「屋台テーブルエリア」、タイ舞踊やインドネシアの民族音楽など学生サークルのパフォーマンスが楽しめる「ステージエリア」も配置している。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6477 )

 9月からは、土曜日と日曜日に一般開放も始めた。昼のメニューは、アジア5カ国(中国、韓国、インドネシア、ベトナム、タイ)の国別プレートセットや、ハラールアジアンプレートセット、キッズプレートセットを提供。夜はバイキング方式。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6937 )
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6992 )

 千葉商科大学(千葉県市川市)の食堂では、実学と教育の場を提供するという目的のもと、2011年から同大学生ベンチャーによる「学生ベンチャー食堂」の公募・運営支援を行っている。大学側はテナント場所を提供する以外に、各店の毎月の決算状況を確認するほか、改善が必要と判断されれば適時指導等をしているが、それ以上の支援はない。学生経営者は、同大にある他の食堂と変わらないプロとしての経営・品質、衛生安全管理が求められ、当然、在学中は学業との両立も加わる。( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7063 )
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5135 )

 大妻女子大学(東京都千代田区)の千代田キャンパスに9月にオープンした学生食堂「kotacafe(コタカフェ)」では、栄養バランスを考えた「ナデシコランチ」をはじめとする週替わり・日替わりのランチメニューを用意。ホテルニューオータニ出身の総料理長が手がける特製「大妻ビーフカレー」をはじめ、女子大ならではの多彩なヘルシーメニューを多く取り揃えている。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6975 )

 昭和女子大学(東京都世田谷区)では、生活科学部健康デザイン学科・管理栄養学科の学生が中心となり、全学生の体力向上を目指して“輝け☆健康「美」プロジェクト”を展開。その一環として、女子学生が1日に摂らなくてはならない栄養素量の1/3を昼食で摂ることができるよう考えられたメニュー「Health&Beauty ランチ」を、学生食堂「ソフィア」で提供している。魚を中心とした主菜と野菜たっぷりの副菜を彩りよく組み合わせているのが特色で、学生にはもちろん、教職員のメタボ対策にも喜ばれている。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=3652 )

 神奈川大学(横浜市神奈川区)横浜キャンパスの学生食堂では、栄養バランスの偏りがちな学生の健康増進と食環境充実のため、“産地の見えるメニュー作り”を行っている。学食で提供している米は産地指定の「はえぬき」を、味噌は同大卒業生が生産している信州井上醸造から取り寄せた、100%国産大豆を使用した手作り・天然醸造ものを使用。その他にも、地元横浜の契約農家から仕入れた野菜を使うなど、価格だけではなく「食の安全」にも配慮したメニューを提供している。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7078 )

 国際大学(新潟県南魚沼市)の食堂では各国留学生に対応できるよう、ハラルはもちろん、ほとんど加工食品を使わず手作りで提供。厳密に認証を受けたハラルではないが、食材の保管場所、調理器具の使い分けはもちろん、和食の煮物等にも、酒、みりんを使用せず調理。豚肉料理の隣にハラルの料理は並べないでほしいという学生からの要望も取り入れ、料理の並び順も考慮している。また、多くのメニューをすべて英語で表示している。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7040 )