大学通信

地域内の大学間連携

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近年、大学間連携が積極的に行われている。地域内の課題解決、活性化などを目的に、地域内の大学が連携。互いに協力し合うことで良い相乗効果を生んでいる。
【日本工業大学、大妻女子大学、駒澤大学、神奈川大学、関東学院大学、日本映画大学】

 日本工業大学(埼玉県宮代町)、埼玉県立大学(同越谷市)、埼玉医科大学(同毛呂山町)、城西大学(同坂戸市)は、文部科学省「大学間連携共同教育推進事業(地域連携)」の選定を受け、平成24年から「彩の国連携力育成プロジェクト」を展開している。これは、地域住民の質の高い暮らしの実現に向けて、地域住民や他の専門職とつながり合う「連携力」を高めるための専門職連携教育(IPE)の科目を共同で開発・実施することが目的。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9335 )

 大妻女子大学(東京都千代田区)は、千代田区が行う「千代田のさくらまつり」一環として、地域貢献・交流イベント「大妻さくらフェスティバル2016」を開催した。これは、千代田区と同大を含む区内11大学の協力・連携による地域活性化や地域文化の内外への発信を目的としたもの。当日は地域に関する研究「千代田学」のパネル展示や、同大が行っている「地域連携プロジェクト」の活動報告会を実施。また、地域交流を深めるさまざまなパフォーマンスやスタンプラリー、茶会などのイベントも行った。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9256 )

 駒澤大学(東京都世田谷区)、国士舘大学、昭和女子大学、東京都市大学、東京農業大学の世田谷区の5大学および世田谷区教育委員会は生涯学習サイト「せたがやeカレッジ」を共同運営している。これは、平成16年度から開講しているe-learningによる生涯学習サイト。登録料や登録手続きは不要で、インターネットが使える環境であればだれでも受講ができる(一部有料コンテンツあり)。コンテンツのジャンルは、教養・文化・芸術、社会・環境・ビジネス、スポーツ・レクリエーション、食・生活・子育てからなり、さまざまな科目を各大学の教員など専門家が担当。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9029 )

 神奈川大学(横浜市神奈川区)、関東学院大学(横浜市金沢区)、横浜国立大学(横浜市保土ヶ谷区)の横浜市に本部を置く3大学は、教育の質改善に取り組む部局が中心になって、昨年12月、FD活動に共同で取り組んでいくための協定を締結。各大学が共通して抱える課題に対して、共同で解決に向けた施策を実施していく。その一環として、「ヨコハマFDフォーラム'16」と題したセミナーを共同で開催。横浜F・マリノスの協力により、サッカー選手の育成の経験や知見を通じて、高等教育機関におけるこれからの学生指導の方法を探った。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9108 )
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9103 )

 日本映画大学(神奈川県川崎市)の佐藤忠男学長が実行委員会委員長を務める、神奈川県川崎市新百合ヶ丘の春恒例の一大イベント「川崎・しんゆり芸術祭2016 アルテリッカしんゆり」で、昭和音楽大学とのコラボレーション企画「無声映画と音楽の午後」を開催。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9396 )