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創価大学が、入学前に予約できる「創友給付奨学金」を新設――入学金と授業料・施設設備費の半額を4年間給付

大学ニュース  /  入試関連

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創価大学は2011年度から、同大の受験生を対象に、経済的な支援を目的とした画期的な“予約給付奨学金制度”を新設する。この奨学金は、受験の前に申請し、一定の資格基準(家計収入、高校の成績等)により予約奨学生として選考された受験生が、入学する場合に給付されるもの。4年間の授業料・施設設備費の半額が減免され、給付総額は文系5学部が177万5000円、工学部が238万3000円になる。

 創価大学では、2011年度から、卒業生の会である創友会からの寄付などをもとに「創価大学創友給付奨学金」を新設する。これは、受験生の経済的な支援を目的にしたもので、返還する必要のない給付奨学金だ。

 申請資格は、主たる家計支持者の年収が給与所得の場合は400万円未満(事業所得の場合は150万円未満)で、高校の評定平均値が3.0以上(高等学校卒業程度認定試験合格者及び見込みの場合は問わない)の受験生が対象となっている。採用人数は200人。希望者が多数の場合は選考し、予約奨学生として採用する。そして、その予約奨学生が同大へ入学した場合、奨学金として入学金と4年間の授業料・施設設備費の半額が減免される。

 この「創友給付奨学金」は、同大既存の「特別奨学生」や「特待生」制度との併用が可能。今回新設される奨学金と同時に「特別奨学生」(入学金と4年間の授業料・施設設備費の半額が減免)に採用になれば、学費が全額免除される。また、学費の納付を前期と後期の2回払いにすると、入学初年度の授業料等は後期にまとめられ、入学時の納付額は、入学金の半額と諸経費をあわせて、文系5学部で15万560円、工学部で19万1260円となる。

 経済的な理由で大学進学が難しい状況にある受験生や保護者にとって、受験する前に奨学金の給付が決まる奨学金制度の新設は朗報と言える。
 学校法人創価大学の田代康則理事長は、「学生第一の建学の理念から、創友会の資金提供もあり、実施することになりました。この制度が受験生にとって、大学教育の機会を広げる希望となれば幸いです。多くの人たちに利用してもらえればと思います」と語っている。

 2011年度創友給付奨学金の申請受付は9月10日から10月20日で、採用決定者は11月中旬に発表。募集要項や申請書などの詳細は同大ホームページを参照のこと。同奨学金の出願書類・選考に関する問い合わせは、学生課奨学金係(042-691-2161)まで。


▼本件に関する問い合わせ先
 創価大学 広報部
 〒192-8577 東京都八王子市丹木町1-236
 TEL: 042-691-9442
 FAX: 042-691-9300
 http://www.soka.ac.jp/