清泉女子大学本館(旧島津公爵邸)が東京都指定有形文化財に指定
旧島津公爵家袖ヶ崎本邸洋館は、島津家第30代当主の忠重(1886-1968)の邸宅として、英国人ジョサイア・コンドル(Josiah Conder、1852-1920)の設計および施工監理により、大正6年(1917)に完成した建築で、昭和37年(1962)より清泉女子大学本館となり、聖堂や教室・会議室等として現役で使用されている。
同館は日本近代建築の発展に重要な足跡を残したジョサイア・コンドルの設計になる作品であり、古典様式を基調とした優れた意匠は、学術上・芸術上の価値が高いとされている。あわせて旧事務棟(現3号館)についても、設計施工は同時期と推察され、コンドルの邸宅以外の建物として貴重であることから附(つけたり)とされている。
清泉女子大学では現在、学生ガイドによる「旧島津公爵邸見学会」を春と秋に開催している。同大は、「今後もこの建物を末長く清泉女子大学本館として活用し、地域の皆様をはじめ多くの方々に愛される、島津山のランドマークとして維持していく所存です」としている。
【名称・員数】
旧島津公爵家袖ヶ崎本邸洋館(清泉女子大学本館) 1棟
附 旧事務所 1棟
【指定種別】
東京都指定有形文化財(建造物)
【所在地】
品川区東五反田三丁目 191番地39
【指定内容】
●旧島津公爵家袖ヶ崎本邸洋館(清泉女子大学本館)
煉瓦造地上2階地下1階建、スレート葺、
建築面積876.21平方メートル、延床面積1737.57平方メートル
●附 旧事務所 煉瓦造地上2階建、スレート葺、
建築面積250.14平方メートル、延床面積500.28平方メートル
▼本件に関する問い合わせ先
清泉女子大学 学長室 (広報担当:安田)
TEL: 03-3447-5551(代表)
FAX: 03-5421-3274
E-mail: gakucho-shitsu@seisen-u.ac.jp