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金沢工業大学の「産学連携教育・研究プロジェクト」では、実際の企業を顧客として、魅力的な新製品開発や人々の生活に役立つ快適な環境づくりに取り組んでいる。10月23日に開催される中間発表会では、顧客への活動成果報告と共に、今後のプロジェクトの進め方について議論を行う。
今回の中間報告会では、以下の3つの教育・研究プロジェクトが取り組んできた活動の成果を、「顧客」である明治乳業(株)東海支社北陸支店、(株)マルエーに対して行う。
●夢考房 ユニバーサルデザインプロジェクト
ユニバーサルデザインプロジェクトは、心理学の観点からヒトが安心して生活できる環境づくりを目的として、平成17年度に発足。
昨年度(平成19年度)は「大型食品店のシステムの改善」について取組み、スーパーを利用する本学学生を対象にアンケートを実施した。今年度は、アンケートの分析結果から特に不満度の高かった「レジの待ち時間」について重点を置き、「レジの待ち時間に生じるイライラを減少させるシステム」のデザイン開発を心理情報学科の1、2、3年生、15名が行っている。
本報告会では、6月24日にスーパーマーケット マルエー久安店のお客様に対して実施したレジまわりの改善に関するインタビュー調査結果を報告する。
●PMP (Psychological Marketing Project)
PMPは、地域の企業や商店街を「顧客」として、心理学を活かした「心を探り、心に届くマーケティング」を実践し、魅力的な提案を行うことを目的に、平成18年度に発足。
今年度(平成20年度)は、明治乳業(株)東海支社北陸支店を顧客とする「明治乳業商品“明治おいしい牛乳”における改善提案プロジェクト」に心理情報学科の2、3年生、11名が参画している。
報告会では、プロジェクトの学生が6月24、25日の2日間、スーパーマーケット マルエー久安店において、明治乳業商品の分析・検証にむけて実施した牛乳のマーケティング調査(行動観察、インタビュー)結果を報告する。
●明治ブルガリアヨーグルトの研究
感動デザイン工学研究所所長である神宮英夫教授の研究室では、企業との共同研究を積極的に進めており、触覚と味覚、嗅覚に関わる心理学的な独自のアプローチにより、学生が製品開発に取り組んでいる。
報告会では、明治乳業(株)東海支社北陸支店との共同研究である、明治ブルガリアヨーグルトの味覚に関する比較実験に関して報告を行う。
【心理情報学科 産学連携教育・研究プロジェクト中間発表会】
1.日 程
・日 時: 平成20年10月23日(木) 15:45~17:35
・場 所: 7号館201教室
2.プログラム
15:45~15:50 開会のご挨拶【神宮英夫教授】
15:50~16:10 ユニバーサルデザインプロジェクト ―レジの待ち時間に生じるイライラを減少させるシステムについて―
16:10~16:20 株式会社マルエー様 講評
16:20~17:00 Psychological Marketing Project ―明治おいしい牛乳について―
17:00~17:10 休憩
17:10~17:25 明治ブルガリアヨーグルト 研究発表
17:25~17:35 明治乳業株式会社様 講評
当日は、明治乳業(株)東海支社北陸支店より、市乳課長 吉澤様、市乳係長 船戸様、加藤様にお越しいただき、(株)マルエーより、常務取締役企画室長 山本様、地区長 野田様、久安店店長 得田様、洋日配バイヤー 辻様にお越しいただく。
▼本件に関する問い合わせ先
金沢工業大学 広報課
石川県石川郡野々市町扇が丘7-1
TEL: 076-246-4784
E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 金沢工業大学 |
![]() |
URL https://www.kanazawa-it.ac.jp |
住所 石川県野々市市扇が丘7-1 |
学長(学校長) 大澤 敏 |