ものつくり大学

手の不自由な方にも使用できる可能性を広げたドライバー(ユニバーサルデザイン工具)の開発で埼玉県知事賞を受賞――ものつくり大学

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ものつくり大学の学生がユニバーサルデザイン工具を考案し、学生論文の発表会で埼玉県知事賞を受賞した。手の不自由な方への補助的機能を組み込みつつ、健常者にも使いやすく、美しいデザインのドライバーだ。ものつくり大学の推進する理念は、確実に社会で実を結んでいる。

 このたび、ものつくり大学(埼玉県行田市)の学生が、NPO法人さいたまSOHO起業家協議会主催の「第4回懸賞付学生論文」(第2次審査=10月18日)において最優秀の評価を受け、埼玉県知事賞を受賞した。

 論文名は「ユニバーサルデザインによる生活工具の改善」。手の不自由な方への補助的な機能を組み込み、かつ健常者にも使いやすい工具(ドライバー)を考案し、大きな評価を得た。

 両利きに対応し、かつ工具のどの部分を持っても手への負担を最小限に抑えたドライバーで、少ない握力でも使用できるのが特徴。海洋生物をモチーフにしたという、なめらかで美しいデザインも好評を博している。

▼本件に関する問い合わせ先
 ものつくり大学 学務部
 埼玉県行田市前谷333番地
 TEL: 048-564-3200
 FAX: 048-564-3201
 E-Mail: kubota◎iot.ac.jp
 (「◎」は「@」を示します)
 http://www.iot.ac.jp/