京都精華大学

京都精華大学が創立40周年を記念し、「パン人間」とアルパカのパフォーマンス──TATSUMI ORIMOTO「Living together is Art」

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京都精華大学では創立40周年記念事業として、現代美術アーティストの折元立身氏を招請し、パフォーマンス「パン人間とアルパカがセイカにやって来る」と講演会、ワークショップを開催する。

 折元立身(おりもと・たつみ)氏は、コミュニケーションをテーマにしたパフォーマンス・アートで世界的に知られる現代美術アーティストだ。年老いて多くの病気を患う母親と、その彼女を介護する作家自身の日常をテーマにした「アート・ママ」シリーズは、社会から隔絶される老人の孤独を扱いながらも、積極的に生きる人間を表現している。

 12月5日(金)に開催されるパフォーマンスでは、同氏の代表作である「パン人間」(パンを顔にくくりつけたパフォーマンス)がアルパカを連れて学内を散策する。また、同日18時からは講演会も開かれるほか、翌6日(土)にはパフォーマンス&ワークショップ「みんなの輪」も行われる。

◎京都精華大学40周年記念事業
 ─TATSUMI ORIMOTO「Living together is Art」─
・2008年12月5日(金)
   11:30~15:00: パフォーマンス「パン人間とアルパカがセイカにやって来る」
   18:00~19:30: 講演会
・2008年12月6日(土)
   10:00~13:00: パフォーマンス&ワークショップ「みんなの輪」

○プロフィール
 折元立身(おりもと・たつみ)
 1946年神奈川県生まれ。川崎市在住。70年代にナム・ジュン・パイクに師事し、前衛芸術活動であるフルクサスに参加。病気を患った母をみるためにNYより帰国し、その母との介護生活を「ART-MAMA(アート・ママ)」と題し2001年ヴェネチアビエンナーレにて発表、世界的に評価される。その他の代表作としてパンを顔に括りつけたパフォーマンス「Bread Man(パン人間)」がある。2008年1月、サンパウロ美術館(ブラジル)にて初の回顧展が開催。
 近年の主な展覧会は原美術館(東京)、ヴェネチアビエンナーレ(ヴェネチア/イタリア)、横浜トリエンナーレ、釜山ビエンナーレ(釜山/韓国)、シャージャーインターナショナルビエンナーレ(ドバイ/アラブ首長国連邦)などに参加。

【イベント概要】
○パフォーマンス「パン人間とアルパカがセイカにやって来る」
 アルパカを連れたパン人間がパフォーマンスを行いながら学内を散策する。
・日 程: 12月5日(金)
・時 間: 11:30~15:00(左記時間内、随時)
・場 所: 京都精華大学キャンパス内(悠々館前広場スタート)
・参 加: 入場無料・申込不要

○講演会
 過去のパフォーマンスのドキュメント(写真や映像、ポスターなど)で作品を紹介しながら、40年間にわたる作家活動の経歴と現在活躍されている様子、アートの可能性について話していただく。
・日 程: 12月5日(金)
・時 間: 18:00~19:30
・場 所: 京都精華大学黎明館1F L-101教室
・共 催: 京都精華大学 大学院芸術研究科
・参 加: 入場無料・申込不要

○ワークショップ&パフォーマンス「みんなの輪」
 同大在学生および一般の方に参加していただけるワークショップとパフォーマンスを開催する。
・日 程: 12月6日(土)
・時 間: 10:00~13:00
・場 所: 京都精華大学 黎明館前広場
・定 員: 30名(先着順)
・参 加: 無料・事前申込
・申込方法: 40seika@kyoto-seika.ac.jp まで、件名を「折元立身ワークショップ参加」とし、(1)住所、(2)氏名、(3)住所、(4)電話番号、(5)メールアドレスを明記の上、お申し込みください。

▼本件に関する問い合わせ先
 京都精華大学 広報課
 〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
 TEL: 075-702-5197
 FAX: 075-702-5352
 E-mail: kouhou@kyoto-seika.ac.jp
 http://www.kyoto-seika.ac.jp/1968+40/