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新入生のキャンパスライフを強力サポート! 大学が取り組む新入生支援

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新入生にとっての大学生活は期待にあふれる反面、色々と不安なことも多い。そのため、新入生が早く新しい生活になじめるよう、大学側も多彩な取り組みを実施している。
【白鴎大学、日本工業大学、ものつくり大学、法政大学、川崎医療福祉大学、宮崎国際大学】

 慣れない新生活に戸惑う新入生に対し、多くの大学は入学直後に新入生ガイダンスを行っている。内容は大学の施設・設備の案内、授業の履修方法、麻薬や詐欺などへの注意喚起などが主だが、最近ではそれぞれの大学の特色を生かした、ユニークな支援を行っているところが増えている。
 
 白鴎大学(栃木県小山市)では、4月8日から5月29日までの約2か月の間、全学生および教職員を対象にした「朝食無料サービス」を実施している。同サービスは“朝食抜き”で授業に臨む学生が増えてきたことを受け、2000年に開始。今年はより多くの学生に活動的・意欲的に1日を過ごしてほしいという願いから、昨年より期間を1か月間延長し、会場となる食堂を1か所増やすなど、一段とスケールアップしたものとなっている。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=799)
 
 日本工業大学(埼玉県宮代町)では、新入生を対象としたオリエンテーションを入学式前日から1週間程実施している。奨学金、アルバイト、詐欺被害防止、相談窓口の案内などのアドバイスのほか、新入女子学生を対象としたオリエンテーションも実施。マナーやエチケット、女性専用ロッカールームの使い方から、悩み相談対応まで担当女性職員が説明する。男子学生の割合が多い工業大学の中でも、女子学生が安心して大学生活を送れるようサポートしている。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=773)
 
 ものつくり大学(埼玉県行田市)は360名の入学定員に対して200室の「ドーミトリ(学生寮)」を用意している。新入生の希望者は全員入寮することが可能で、大学キャンパス内という立地と、月額31,500円(光熱費込み)という割安感もあって、毎年ほぼ満室となる。経済面の支援以外にも、学生寮での生活を通して友情を育むとともに、コミュニケーション能力やリーダーシップ力を養い、責任感をもって社会生活を営める力を身につけてもらうというのが目的だ。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=751)
 
 法政大学(東京都千代田区)では、上級生の “学生力”を生かしたさまざまな新入生サポートを展開している。新入生の希望者を対象にした「新入生合宿」は、入学前の自覚アップを図るのが狙い。内容も、新入生が入学後すぐに役立つ情報や、コミュニケーションスキルを身につけることができるユニークなものとなっている。「新入生サポーター制度」は、学内の施設案内、履修相談(時間割の組みかたなど)、サークル相談など、新入生の素朴な疑問・質問に、先輩サポーターが答えてくれる制度だ。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=753)
 
 川崎医療福祉大学(岡山県倉敷市)では、入学式を挙行した後の4日間、約1,000名の新入生を「川﨑祐宣記念講堂」に集め、オリエンテーションを集中的に行う。学修や学生生活についてのガイダンスはもちろんのこと、川崎学園創設の精神についての講演を聞いたり、“児童福祉の父”とも呼ばれた石井十次の生涯を描いた映画を鑑賞したりすることによって、将来医療福祉に従事する者としての心構えを一層強くするのが狙いだ。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=768)
 
 宮崎国際大学(宮崎県清武町)では、今年度から先輩学生による「アドバイザーアシスタント(AA)制度」を導入した。AAとなった学生は、まず新入生オリエンテーションで自分が担当する新入生と親睦を図る。その後も自分が受け持つ新入生に声をかけるなどの支援のほか、前・後期各2回の会合で受け持ちの新入生と懇談し、問題なく学生生活が送れているかなどを確認し、サポートを行っていく。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=822)