金沢工業大学

金沢工業大学心理情報学科による産学連携教育・研究プロジェクトが、金沢発のヒット商品を目指して活動開始 ―「香り」と「伝統工芸」をテーマに高大連携―

大学ニュース  /  高大連携  /  学生の活動

  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

今年3年目を向かえる産学連携教育プロジェクト「PMP(Psychological Marketing Project)」とは、心理情報学科の学生たちによる心理学・情報科学・工学を融合させたコンサルティングプロジェクトである。学生が中心となって、実際の企業を顧客として、魅力的な新製品開発や人々の生活に役立つ快適な環境づくりに取り組んでいる。

 今年度は同大の学生に加え、石川県立金沢商業高等学校3年生の生徒さんたちと合同で、「香り」と「伝統工芸」を用いた「若い人が持つ小物」について、高校生および大学生の観点でリサーチし、提案を実施している。

 金沢商業高等学校の生徒さんたちは、「伝統工芸を活かした小物」にどんな「香り」をつければいいかを検討し、金沢工業大学PMPのメンバーはその「小物」と「香り」について、心理学の観点からリサーチを行っている。
 ここで提案された新製品は、今年10月17日・18日に予定されている「金商デパート」にて販売を予定している。

 このプロジェクトの連携企業として、金沢の箔工芸品ブランドである株式会社箔一(本社:石川県金沢市森戸2丁目1番地1)と高砂香料工業株式会社(本社:東京都大田区蒲田5丁目37番1号)の両企業が参画し、学生たちが考案したものの製作にご協力いただく。

 同プロジェクトの最終的な目標としては、学生が考案し、リサーチした結果により提案された商品をもとに、金沢工業大学やつかほリサーチキャンパスにある「感動デザイン工学研究所」にて、日本全国でヒットするような金沢の新しい土産品を開発していきたいと考えている。

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県石川郡野々市町扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp