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国際的な人材育成を目指して~大学の「国際教育」《第一弾》

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社会のグローバル化の進展とともに、政治や経済の分野だけではなく、教育や研究分野の国際貢献や国際交流はますます重要度を増している。世界で活躍できる人材の育成をめざし、「国際教育」に取り組む大学の話題の第一弾をまとめた。
【北海道医療大学、日本工業大学、神田外語大学、駒澤大学、創価大学】

 北海道医療大学(北海道石狩郡)では、日本から開発途上国に専門家を派遣し技術を指導する一方で、JICAを通じて開発途上国から人材を受け入れ、専門知識や技術の研修等を行う「技術協力」事業を推進している。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=882 )
 
 日本工業大学(埼玉県宮代町)では「世界にはばたくエンジニアの育成」を目指して、学科ごとに専門の内容を英語で学ぶ科目を設けたり、「英語教育センター」を開設し、英語学習の支援を行うなど、独自の英語教育を行っている。また、「留学生別科」を設置し、広く海外からの留学生に日本語や日本事情を教えるなど、積極的に国際教育に取り組んでいる。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=880)
 
 神田外語大学(千葉県千葉市)は、今年4月に日本初の語学教育施設である「7号館」(新大学付属図書館および自立型多言語学習施設)が完成した。新「7号館」で特徴的なのは、2階に開設された「多言語コミュニケーションセンター」(Multilingual Communication Center / MULCマルク)だ。ここでは韓国語、中国語、ベトナム、インドネシア、タイ、スペイン、ブラジル・ポルトガル語の各エリアが設けられ、「世界の文化を肌で感じながら、語学を学ぶ環境を提供したい」という同大の理念に基づいた、世界各国の文化をリアルに再現した空間環境が再現されている。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=838
 
 
 駒澤大学(東京都世田谷区)グローバル・メディア・スタディーズ学部では、多くの学部生に留学経験をしてもらうため、1か月~1年未満の留学でも単位認定を行っている。そのため、休学せずに4年間で卒業することが可能だ。学部生が自ら渡航・研修計画を立て、旅券・宿泊先等の手配を行い、留学終了後には担当教員にそれぞれ報告書を提出し、成績判定が行われる。実際に留学に臨んだ学生たちは、現地での体験をGMS学部のポータルサイトからブログなどを通じて自ら発信している。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=855
 
 創価大学(東京都八王子市)法学部では、海外の提携大学において短期の研修プログラム「Peace & Human Rights 海外研修」を開講している。将来、国際派の法律家や外交官、国際機関の職員など、国際舞台での活躍を目指す学生のために、「平和と人権」の問題をすべて英語で学ぶプログラムで、学部の教育目標である「平和と人権の法学」を具体化し、学部生の英語力の向上と地球市民として貢献できる国際性豊かな人材の養成を目的としている。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=871
 さらに、同大では国際化社会に対応した「専門知識」と「英語力」をバランスよく修得したい学生のために、英語で経済学を学ぶ「インターナショナルプログラム」(IP)を2001年度より開講している。キャンパスに居ながらにしてグローバルスタンダードの授業を受けることができる(平成21年4月スタート)。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=870)