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平成21年度文部科学省「大学教育・学生支援推進事業」に、追手門学院大学の学生支援推進プログラム【テーマB】「追手門型エンパワメント・アプローチによる就職支援モデルの展開」が採択された。
【取組の概要】
1.総合的なキャリア教育に連動し、就職支援を強化する。
2.就職情報の敏速な提供、少人数制ガイダンスとピア・サポートを含む個別・グループ別カウンセリングを強化して就職力を高める。
3.内定者にも社会人基礎力・就業基礎力を獲得させる取組を加え、早期離職を防止する。
4.内定取消し者や就職未決定者、留年生等困難な状況の者には、学生相談室や学習支援室とも連携し、メンタルケアを含む個別の就職支援を行う。
5.学外のサテライトオフィスでは休業日にも相談できる体制をとるほか、保護者の理解や支援を得るためのセミナーも実施。
6.最新の就職情報を携帯メールに提供して就職意識や相談意欲を高める。
7.学生が就職活動体験を言語化してデータベース化できるシステムを開発し、学生の「気づき」を促し自立型就職力向上を狙う。また相談の際の資料としても活用。
8.本取組は長期継続を前提に、取組の効果の検証のために、学生の就職力に関する評価尺度を開発する。
【達成目標】
1.就職力・社会人基礎力指標としての就職率の向上(10%増)
2.早期離職率の低減(20%減)
3.本プロジェクトで開発する情報システム、データベースシステムの活用度、各種相談制度などの利用度や学生の評価、卒業後の就職者の状況等も定量把握する
【実施体制】
1.迅速な意思決定が可能なよう学長直結の組織として「就職支援プロジェクト」を編成
2.平成19年度現代GP「追大型自主自立キャリア支援モデルの展開」との接続
3.低学年からの段階的キャリア形成
4.学生相談、学習支援、卒業後支援等を視野に、キャリア開発部長を中核に教務部、学長室、サテライトオフィス、学生相談室等の主要メンバーで構成する
【実施計画】
1.社会や企業等の動向を踏まえた幅広い観点から検討するための公開シンポジウムと、専門的な見地から実証するための研究フォーラムを開催する
2.就職状況・在職状況の調査と併せて、本取組の効果を実証するために開発する「就職力評価尺度」の多面的な利用の結果を報告書にまとめ、各方面からの指導・助言をもとに本モデルの改善を図る
【補足】
1.エンパワメント・アプローチとは
個人の生き抜く力を重視し、個人と環境のもつ強さ・能力を引き出し、増強させていく一連の活動。社会的に不利な状況に置かれた人々が、その問題状況を自ら改善するパワーを高め、主体的にその問題状況に働きかけ改善していく過程。
2.事業計画の背景
2009年4月にキャリア教育に関する事業を教職協働で推進する「キャリア教育支援室」を新設した。一方で100年に一度と言われる経済状況の急激な悪化にともなう大学生の就職状況の悪化がますます深刻化していることから、効果的な就職支援策を早急に講じる必要がある
3.学生数等
学生数:学部 6,458人
大学院 81人
計 6,539人 (平成21年5月1日現在)
最終学年に在籍していた学生:1,279人(うち、就職希望者949人)
就職した学生:923人
就職支援に関する業務を主たる職務とする職員:12人(常勤・非常勤を問わない)
▼本件に関する問い合わせ先
キャリア開発部長 心理学部心理学科教授 三川 俊樹
追手門学院大学 入試広報課 難波
TEL: 072-641-9165
FAX: 072-641-9169
大学・学校情報 |
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大学・学校名 追手門学院大学 |
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URL https://www.otemon.ac.jp/ |
住所 大阪府茨木市西安威2-1-15 |
学長(学校長) 真銅 正宏 |