追手門学院大学

学校法人 追手門学院 茨木キャンパス 茨木市への経済波及効果は112億円

大学ニュース  /  産官学連携  /  地域貢献

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学校法人追手門学院は、このほど追手門学院大学と追手門学院中・高等学校のある茨木キャンパス(茨木市西安威)の茨木市への経済波及効果を112億円と推定した。

 年間約260億円の財政規模である追手門学院の運営・投資需要(除人件費)、教職員の消費需要、学生・生徒の直接的な消費需要の合計が133億円であるとし、この内69億円が茨木市内への需要(直接効果)と算出した。そして69億円の市内の需要に必要な一連の生産活動とそれに伴う新たな消費と生産を大阪府の産業連関表を用いて推計した茨木市の産業関連表を使って計算した結果、総額112億円の経済波及効果があると推定した。また、市内総生産相当額にあたる粗付加価値誘発額は73億円で茨木市の経済成長率を0.8%押し上げ(茨木市GDPの0.8%相当)、839人分の雇用を創出し、2億円の税収をもたらしていると考えられる。

 追手門学院は2004年に茨木市、茨木商工会議所と産官学連携基本協定を結び、公開講座や各種イベントの開催、中心市街地活性化の一翼を担う学生チャレンジショップ「追風」の出店など連携を進めてきた。学院創立120周年記念の節目となった昨年には、将来計画「追手門ビジョン120」を定め、重点的に取り組む課題として地域連携・産官学連携、社会貢献活動の推進を盛り込んだ。

 経済波及効果を推定したのは、茨木市、茨木商工会議所と更に連携を進めるにあたり、まずは現状を把握する必要があったためである。

 なお、11月11日茨木市役所において、野村茨木市長、掛谷茨木商工会議所会頭ら産官学関係者に対して、経済波及効果に関する調査結果を報告する。

 今後は学院が有する研究者や研究成果の還元はもとより、産官学が一体となったまちづくり、地域づくりを進めることができるよう関係者と協議を進めていきたいと考えている。

1. 調査期間  
 2009年6月~8月
        
2. 調査実施先    
 (株)地域科学研究会(東京都千代田区)

3. 他大学との比較   
(1)関西大学高槻ミューズキャンパス(2010年4月開校予定)
 開校4年後以降、高槻市に対して毎年21億6100万円の経済(波及)効果があると推測されている。
※『2007(平成19)年高槻市議会市街地整備促進特別委員会11月15日議事録』より

(2)横浜市立大学
 横浜市に対して583億円の経済波及効果があるとしている。
※『2007(平成19)年度公立大学法人横浜市立大学経済波及効果調査報告書』より

4. 参 考
追手門学院茨木キャンパス(茨木市西安威2-1-15)
※人数のデータはすべて2009年5月1日現在
(1) 追手門学院大学
【学 部】経済学部、経営学部、心理学部、社会学部、国際教養学部
【大学院】経済学研究科、経営学研究科、心理学研究科、文学研究科
【学生数】学部6,458人、大学院81人 計6,539人
【教職員数】教育職員(専任)140人、事務職員118人

(2) 追手門学院中・高等学校
【生徒数】高校1,020人、中学222人
【教職員数】教育職員(専任)62人、事務職員4人

5. 資 料: 学校法人追手門学院(茨木キャンパス)の地域経済効果調査報告書
※ご希望の場合のみメールで送付させていただきます。

6. 資料送付申し込み
 追手門学院大学 入試広報課 難波
 Junko_Namba◎office.otemon.ac.jp
 (注)「◎」は「@」(アットマーク)に置き換えてください

 茨木市ホームページ  http://www.city.ibaraki.osaka.jp/
 追手門学院大学ホームページ  http://www.otemon.ac.jp/

▼本件に関する問い合わせ先 
 学校法人 追手門学院
 経営戦略室 事務部長 西川雅美 
 TEL: 072-641-7690
 FAX: 072-643-9683

 追手門学院大学 入試広報課 難波
 TEL: 072-641-9165
 FAX: 072-641-9169
 Junko_Namba◎office.otemon.ac.jp
 (注)「◎」は「@」(アットマーク)に置き換えてください