ものつくり大学

学生が「イルミネーションづくり」で地域に貢献――ものつくり大学

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地元地域との連携を深める ものつくり大学(埼玉県行田市)では、地域社会への貢献を果たすため、学生主導で「イルミネーションづくり」を行っている。一つひとつの規模は大きくないが、実学を重視した教育と社会貢献を標榜する同大の特徴が表れている。

 ものつくり大学(埼玉県行田市)の学生が手がけるイルミネーションは、地元地域と密接に結びついている。
 同大建設技能工芸学科の学生は、昨年に引き続き、JR高崎線熊谷駅のティアラ口のエスカレーター脇にイルミネーションを製作・設置。歩行者や駅利用者の心を和ませ、地元住民からも好評を博している。
 
 また、12月にJR籠原駅前広場で開催される「かごはら光の散歩みちイルミネーションの祭典」にもイルミネーションを出展予定だ。昨年の祭典で出展した蒸気機関車型のイルミネーションが話題を呼んだこともあり、今年の点灯式も注目が集まっている。
 
 さらに、行田市の総合福祉会館「やすらぎの里」では、中庭にシンボルツリーを植栽。クリスマスツリーとしてイルミネーションを点灯する予定だ。現在、同大では行田市と協力し、授業内で同会館の中庭改修事業を進めている。今回のシンボルツリーの植栽やイルミネーションの製作もその一環で、同学科の学生たちが行う。
 
 これら一つひとつのイルミネーションは、規模は必ずしも大きいとは言えないが、地元地域との連携を深め、地域貢献へと繋がっている。何より、学生主導でイルミネーションづくりを行っているという点に、実学を重視した教育と社会貢献を標榜する同大の特徴が表れている。
 
▼本件に関する問い合わせ先
 ものつくり大学 学務部
 埼玉県行田市前谷333番地
 TEL: 048-564-3200
 FAX: 048-564-3201
 E-Mail: kubota◎iot.ac.jp
 (「◎」は「@」を示します)
 http://www.iot.ac.jp/

976 JR熊谷駅ティアラ口(上り)

977 JR熊谷駅ティアラ口(下り)

978 籠原駅前広場(昨年の様子)