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近年、大学ブランドによる商品開発に力を入れる大学が増えている。大学の研究成果から生まれたものも多く、安全で品質も確かなものばかりだ。種類も食品を中心に文房具やエコバッグなど多種多様だが、中にはオリジナル商品の開発を学生の教育に活用する大学もある。
【北里大学、玉川大学、龍谷大学、徳島文理大学】
北里大学獣医学部附属フィールドサイエンスセンター八雲牧場(北海道二海郡)では、「環境保全型資源循環畜産」を実践。牧草で牛を育て、牛の排泄物は堆肥にして牧場へ撒き、還元された堆肥が牧場を肥やして牧草を育てるという、自然の循環を第一に考えた農業を実施している。こうした安全・安心な牛肉の生産現場として評価が高い同牧場では、そこで生産された「草熟北里八雲牛」を加工して、オリジナルのレトルト商品を販売している。商品はビーフカレー、コンビーフ、牛丼の具、ハンバーグ、ビーフジャーキーの5種類だ。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1339 )
玉川大学(東京都町田市)農学部では、1970年に実習の一環としてアイスクリーム作りを開始。学術研究所ミツバチ科学研究センターとも連携し、ハチミツを使ったオリジナルのアイスクリームは、近隣住民にも好評を博し、長く購買部で販売してきた。創立80周年を迎えた2009年には、農学部の教員と学生有志が2年間かけて試作を重ね、レシピを改良。コスモス祭(学園祭)において約600名に試食アンケートを行い、新しい「たまがわアイス」が完成した。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=847)
龍谷大学(京都市伏見区)では、経済学部 伊達浩憲研究室の学生が、NPO法人 南山城村 茶ECOプロジェクトと連携して、龍谷大学オリジナル宇治茶(抹茶入り煎茶)「雫(しずく)」の商品を企画・製作した。伊達研究室は、教育・研究活動の一環として「農商学連携」をテーマに、2008年から京都府唯一の村である南山城村の地域経済活性化プロジェクトに取り組んでいる。第二弾の取り組みとなった今回は、地域再生をめざし、南山城村における地域課題のひとつである茶業振興に取り組むとともに、実践的な活動を通して、学生が社会人基礎力を身につけることを狙いとしている。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1381 )
徳島文理大学(徳島市山城町)メディアデザイン学科では、学生による新商品開発プロジェクトとして、毎年、大学オリジナル商品を開発している。これまでにもファイルケースやエコを意識した「まいはし」などの商品を開発・販売してきた。2009年の新商品は、ケースつき付箋紙やエコバッグなど4種類。学科初の高大連携プロジェクトとして、小松島西高校のキャラクターとのコラボ商品(エコふろしき)も登場し、注目を集めている。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1299 )
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