東京家政学院大学

“消費者市民”を育てたい――東京家政学院大学が高校生向けセミナーで4企業の出前授業を開催

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東京家政学院大学では、高校生向けに現代生活学セミナー「企業の消費者支援事業を体感しよう」を、2月10日(木)午後、東京・芝の女性と仕事の未来館で開催する。これは、消費者に向き合って“あしたのくらしにチャレンジ”している先進企業4社の“出前授業”とディスカッションを通じて、消費者・生活者と企業の新しい共生関係を作っていく担い手を育てようというものだ。

 東京家政学院大学では本年4月、家政学を発展させた現代生活学部がスタートする。それに合わせ、昨年6月以来、シリーズで展開している現代生活学セミナーを開催している。
 これまでのセミナーでは、「現代生活学を家庭科教育に活かす」として今日の家庭科教育の課題を示し、「日本文化と消費者教育」として“お茶”という観点から現代生活を考え、「八王子の『食』と『器』を楽しむ」として町田キャンパスの地元の野菜を食材に地元の土で作った器に盛り付けるなどさまざまな試みを実施してきた。

 今回の「企業の消費者支援事業を体感しよう」は、次世代を担う子どもたちに産業の仕組みや企業活動の実態を知ってもらおうというもの。
 グローバル化、国際競争の激化や世界的な不況の中で企業は、「優れた、共生するにたる存在」としていかに消費者・ユーザーに認められるかを模索している。CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)活動はそうした新しい企業行動の一つとなっている。一方、消費者・ユーザーも単なる商品・サービスの受け手に留まらずに、積極的に企業活動に関わっていくことで、企業と消費者・ユーザーの新しい関係=win/win=をいかに拡げていけるか、また、それができる担い手をいかに育てていくかという現実的な課題が見えてきている。

 4月にスタートする現代生活学部の中で現代家政学科は、「現代のよりよい生き方を考え、生活提案するスペシャリストを育てる」ことを教育目標として、現代社会のニーズに応えていく。
 今回の現代生活学セミナーでは、そうした中で未来の担い手である高校生と高校教員を対象に、消費者・ユーザーとの新しい関係“win/win”を実現しようとチャレンジしている先進企業4社・団体の出前授業・報告とディスカッションを行う。

 スケジュール、参加企業・団体と“出前授業”と報告のテーマは以下の通り。

●1限目(13:15~14:15)
 セミナーA:NTTドコモ:ケータイ安全教室
 セミナーB:生命保険文化センター:ライフプランを考える
●2限目(15:00~16:00)
 セミナーC:サントリー:水育
 セミナーD:全国無洗米センター:食の安全と環境

現代生活学セミナー概要
 ・日時:2010年2月10日(水)13:00~16:00 (受付開始:12:45)
 ・会場:女性と仕事の未来館
所在地:JR田町駅三田口から徒歩3分
     地下鉄(都営浅草線・都営三田線)三田駅A1出口から徒歩1分
     〒108-0014 東京都港区芝5-35-3
・申込と問合せ先:2月2日(火)までにメールにて g-kasei@kasei-gakuin.ac.jp  へ(先着順で受付)。
・申込必要事項:氏名、学校名、希望セミナー記号(1・2限のセミナーを組合わせての申込も可)。

▼本件についての問い合わせ先
 東京家政学院大学入試広報課 森田
 Tel: 042-782-9412
 Fax: 042-782-1711
 E-Mail: morita@kasei-gakuin.ac.jp
 所在地: 〒194-0292 東京都町田市相原町2600