大学通信

不況で就職の厳しい中、大学が取り組む就職支援

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ここ数年の経済不況の影響により、学生の就職活動はますます厳しいものとなっている。こうした中、少しでも多くの学生の就職をサポートしようと、大学がさまざまな取り組みを行うようになってきた。
【白鴎大学、日本工業大学、ものつくり大学、明海大学、北里大学、駒澤大学、帝京大学、東京経済大学、立正大学、神奈川工科大学、金沢工業大学、朝日大学、愛知学院大学、京都外国語大学、龍谷大学、大阪学院大学、テンプル大学ジャパンキャンパス】

 白鴎大学(栃木県小山市)では、有名ファッションブランドである「サマンサタバサ」の寺田和正社長を招き、「今、企業が求めている人材」と題する講演会を開催。講演後は、社長が直接模擬面接を行いながら就活指導を行った。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1406
 
 日本工業大学(埼玉県宮代町)は「技術を活かし就職満足度を向上させる工学系就職総合支援システム」を通じて、在校生だけではなく、内定を得られなかった卒業生にも求人情報を提供している。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1732 )
 
 ものつくり大学(埼玉県行田市)では、2009年度の求人数が前年よりおよそ1割増え、就職希望者約240人に対し、同大への求人数は1,300社を超えた。保護者を対象とした説明会も開催しており、就職活動に役立つ情報を提供するだけでなく、学生の就職活動への理解と協力を促し、保護者も含め、就職活動へのモチベーションを高めている。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1742
 
 明海大学(千葉県浦安市)では、島根県立大学と共催で就職支援シンポジウム「就職超氷河期を迎えた就職活動と新たな支援のあり方」を開催。日本を代表する識者による基調講演、問題提起、討議を行った。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1486
 
 北里大学(東京都港区)就職センターでは、就職相談の専門家である「キャリアカウンセラー」を増強配置し、相談体制を強化している。さらに、4年生の内定者が自主的に立ち上げた「KJA(北里大学ジュニアアドバイザー)」が年に3~5回、就活生のために進路・就職相談会を開催している。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1750
 
 駒澤大学(東京都世田谷区)は、共立女子大学、専修大学、法政大学、武蔵野大学と5大学合同就職支援セミナー「ザ!他流試合(会場提供:法政大学)」を3月に開催した。当日は、各大学に在籍する就職活動中の学生約330人が参加。他大学の学生が入り混じって行われたグループディスカッションやグループ面接で、本番さながらの緊張感と学内では得られない刺激を体感した。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1626
 
 帝京大学(東京都八王子市)では、新入生向けに「自分流キャリアデザインマップ」と題したキャリアガイダンスを4年前から実施している。今年は近年の就職状況を踏まえ、新入生の保護者向けキャリアガイダンスとして『就職戦線を勝ち抜くための「親の就活学」』を開催した。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1690
 
 東京経済大学(東京都国分寺市)では、10年以上も前から新入生に対するキャリアガイダンスを実施している。キャリアセンター所属のカウンセラーがゼミなどを利用し、就職活動の現状や心構えなどの“出前講義”をするほか、業界別に組織された同窓会主催の実践指導なども積極的に行っている。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1703
 
 立正大学(東京都品川区)では学生の早期キャリア開発支援を目的とした指導を充実させるために、平成15年からインターンシップ制度を導入している。インターンシップ参加者の就職率は、同大全体の平均と比較して高くなっている。また、「父母のための就職講座」も開催している。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1518
 
 神奈川工科大学(神奈川県厚木市)では、キャリア就職センターが中心となり、従来の3・4年生を対象とした就職サポートはもちろん、1・2年生という低学年からの「キャリア形成」にも力を注いでいる。また、進路未決定卒業者への積極的な就職支援も行っている。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1725
 
 金沢工業大学(石川県石川郡)では、就職支援の主要イベントの一つである学部3年生・大学院博士前期課程(修士課程)1年生を対象とした「合同会社説明会 on KIT campus 2010」を開催。11回目を迎える今年は、79社が参加した。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1560
 
 朝日大学(岐阜県瑞穂市)では、出身学生の採用実績企業・団体関係者を招き、日頃の支援への感謝と関係強化を図ることを目的とした「講演と懇親の会」を開催。企業の人事担当者ら241名の参加があった。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1319 )
 
 愛知学院大学(愛知県日進市)では、毎年1月に3年生を対象とした就職セミナーを開催している。今年もセミナー初日に毎年恒例の「出陣式」を実施。キャリアセンタースタッフがハッピ姿でエールを送り、チアリーディングをはじめ、各種サークルメンバーが出陣式を演出するなど、晴れやかなセレモニーとなった。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1492
 
 京都外国語大学(京都市右京区)では、本気で教職を目指す2年次生以上の学生を対象に「教師志塾」を設立。教員採用試験合格に照準を合わせたサポートを行っている。同大学出身の教職OB・OGで組織する「教志会」から協力を受けることで、さらに強固な支援体制を確立した。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1748
 
 大阪学院大学(大阪府吹田市)では、オッペン化粧品株式会社と提携し、在学する女子大生を対象とした「就活メイクアップセミナー」を開催。オッペン化粧品のビューティーアドバイザーを講師に招き、就職活動用のメイクの基礎を学んだほか、実際にセルフメイクの実技にも挑戦した。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1394
 
 龍谷大学大阪梅田キャンパス(大阪市北区)では、本格的な卒業生支援プログラム(自己分析セミナー/企業説明会)を実施している。一人ひとりが抱える求職活動での問題点を丁寧にフォローしていくことで、企業とのマッチングをすすめることを目的にしている。また、卒業したばかりの学生を対象にした「卒業生就職支援登録イベント」を3月と4月に実施するなど、未就職者への就職支援も積極的に行っている。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1820
 
 テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区)の日本人学生の就職率は84%超を維持している。その背景には、原則14週間にわたる長期インターンシップ経験を生かした就職活動がある。また、就職部では学生個々人が履修進捗や状況にあわせて、必要なときに必要な情報を得られるよう、各種セミナーを随時開催している。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1743 )