金沢工業大学

金沢の豊かな文化を「月見光路」というプラットフォームへ結集――金沢工業大学が「月見光路実行委員会」を発足

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金沢工業大学では、産学官民が一体となって魅力的な「金沢」を創出する「月見光路実行委員会」(実行委員長:金沢工業大学 環境・建築学部 准教授 川崎寧史)をこのたび発足した。同大および観光都市金沢を支えるメンバーが参画し、金沢の豊かな文化を「月見光路」というプラットフォームへ結集。金沢独自のまちの力を総合的に掘り起こし、観光都市金沢としての新たな価値の創出を目指す。

 金沢工業大学では、産学官民が一体となって魅力的な「金沢」を創出する「月見光路実行委員会」(実行委員長:金沢工業大学 環境・建築学部 准教授 川崎寧史)をこのたび発足する。それに伴い、平成22年6月21日(月)15時より、石川四高記念文化交流館2階にて、趣旨説明を兼ねた第1回実行委員会を開催する。

 同委員会は、金沢工業大学が地域連携の中で取り組んできた「月見光路プロジェクト」を基盤に、NPO法人 趣都金澤(理事長:浦 淳 (株)浦建築研究所 代表取締役社長)のお声がけならびに広坂振興会(理事長:岡能久)の協力のもと発足したもので、観光都市金沢を支える主要なメンバーが参画している。

◆「月見光路プロジェクト」について
 月見光路プロジェクトは、同大が実践する地域活性化を目的とした地域連携教育プロジェクトである。金沢市の夜間景観形成条例に基づき、毎年学生がデザイン・制作した色とりどりの照明オブジェで、広坂周辺の秋の夜を彩っている。この活動は北陸にとどまらず、全国的にも高い評価を受け、2007年度北陸建築文化賞(日本建築学会北陸支部)や2009年度グッドデザイン賞(日本産業デザイン振興会)を受賞している。

◆「月見光路実行委員会の発足」について
 金沢21世紀美術館の開館など、ここ数年間で観光都市としてのコンテンツが充実しつつある。さらに、平成26年度末開業予定である北陸新幹線など、金沢中心市街地の環境は大きな変革を迎えようとしている。その一方で、変革を実践する人々のつながりや相互理解はまだまだ充実させる必要があり、これらの充実こそが、観光都市金沢における新たな魅力をもたらし、地域のさらなる活性化に繋がるものと確信している。
 これらをふまえ、金沢の強みである本物の「文化」を機軸とした市民主導のまちづくり事業を推進するNPO法人 趣都金澤のもと、産学官民が一体となり魅力的な「金沢」を創出する「月見光路実行委員会」を発足する。
 同委員会には、金沢工業大学と趣都金澤をはじめ、地域企業や金沢食文化関連企業、中心市街地商店街、公共交通機関、旅行代理店、地方公共団体など、観光都市金沢を支える主要なメンバーが参画している。
 これらのメンバーが、金沢の豊かな文化を「月見光路」というプラットフォームへ結集させ、金沢が持つ「おもてなし文化」をさまざまな場面で提供することや、各種イベント等のプログラムの調整を図っていくことで、金沢独自のまちの力を総合的に掘り起こし、観光都市金沢としての新たな価値の創出を目指す。

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県石川郡野々市町扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp

1369 「月見光路プロジェクト」の実績イメージ