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　金沢工業大学（石川県石川郡野々市町／学長：石川憲一）が、2010年4月に設立した「コンテンツ＆テクノロジー融合研究所」（東京・虎ノ門 研究所長：北谷賢司）では、開設記念シンポジウムを7月14日（水）に東京・虎ノ門キャンパスにて開催する。

◆シンポジウムのテーマ 　「デジタル・シネマ」
　「アバター」の世界的ヒットにより3Dコンテンツが急速に注目を集めている。今後、家庭用テレビ受像機も普及し、劇場映画にとどまらず、世界的に市場が拡大することが見込まれている。同時に、100年以上維持されてきたフィルムによる映画制作・配給ビジネスは、制作から配給、興行に至るまであらゆる領域でデジタル化が急速に進んでいる。

　しかし、日本では、最新の欧米メディア産業の動向をもとに、このような業界の変化の全容が整理・解説される機会はこれまでほとんどない。

　そこで、開設記念シンポジウムでは、ハリウッドでデジタル・シネマの第一人者と評されるロブ・ハンメル氏をはじめ、メディア・コンテンツ業界の第一線で活躍する専門家をスピーカーとして招き、世界的な視座からデジタル・シネマと3Dに関する最新情勢や今後の見通しについて解説する。また、多数の業界関係者の参加を見込む本セミナーでは、会場との活発な意見交換の時間も設けている。

◆コンテンツ＆テクノロジー融合研究所開設記念シンポジウム　概要
【開催日時】
　2010年7月14日（水）14：00～17：00 / 一般参加費：21,000円
【定員】
　100名
　 （申込多数のため一般参加は締め切りましたが、報道関係者向けの席を若干用意しております。参加希望の方は事前に東京・虎ノ門事務室までご連絡ください）

【プログラム】
　14：00～14：05　
　　　主催者挨拶
　14：05～14：20　
　　　概論説明および講師紹介
　　　金沢工業大学 コンテンツ＆テクノロジー融合研究所所長、教授 北谷賢司
　14：20～15：20
　　　「デジタル・シネマの第一人者に聞く　―撮影、編集、配給、興行全領域におけるデジタル化の現状と今後の展開：家電、放送産業への影響とは」
　　PRIME FOCUS, North America, Post Production, CEO　ロブ・ハンメル氏

※ロブ・ハンメル氏
　PRIME FOCUS, North America, Post Production, CEO。ドリームワークス、ワーナーブラザース、SPE（ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント）のハリウッド・スタジオ3社にて技術担当上席副社長を歴任、メジャースタジオ全社が参画した映画産業のデジタル化協議組織DCI（デジタル・シネマ・イニシアティブ）の方針決定にも大きく貢献したデジタル・シネマの第一人者。

　15：30～17：00　パネルディスカッション＆質疑応答
　　「日本のデジタル映像産業の現況と課題」
　
●パネリスト（順不同）　※モデレーター：北谷賢司
　・ロブ・ハンメル氏　（PRIME FOCUS, North America, Post Production, CEO）
　・橋本太郎氏　（ブロードメディア株式会社 代表取締役社長）
　・マーシャ・クラッカワー氏　（NHK元キャスター、聖心女子学院教授）
　・信谷和重氏　（経済産業省 商務情報政策局 メディア・コンテンツ課　課長）
　・前田悟氏　（JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社 執行役員常務 新事業開発センター長）

【会場】
　　金沢工業大学 虎ノ門キャンパス
　　東京都港区愛宕1-3-4　愛宕東洋ビル12F　（TEL： 03-5777-2227）
　　東京メトロ銀座線　虎ノ門駅　徒歩8分
　　東京メトロ日比谷線　神谷町駅　徒歩8分
　　都営地下鉄三田線　御成門駅　徒歩8分

◆参考 コンテンツ＆テクノロジー融合研究所について
　「コンテンツ」と「テクノロジー」の融合領域にフォーカス、グローバル視点でメディア・コンテンツ・ビジネスをデザインできる人材の育成に取り組む国内の大学では類を見ない新しい研究・教育機関。
　国際エミー賞財団会長のFred Cohen氏やコロンビア共和国通商産業大臣Luis Plata氏、MLB国際担当副社長のJim Small氏、毎日放送キャスター出身の平松邦夫大阪市長、グラミー賞受賞音楽家の喜多郎氏、スカイパーフェクTV前会長の細田泰氏など、国内外の専門家19名を客員教授として招聘している。

▼本件に関する問い合わせ先
　金沢工業大学大学院 東京・虎ノ門事務室
　東京都港区愛宕1-3-4　愛宕東洋ビル12F
　TEL：　03-5777-2227
　FAX：　03-5777-2226