実践女子大学

実践女子大学文芸資料研究所が国文学研究資料館と研究連携協定を締結

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実践女子大学文学部文芸資料研究所は11月25日に、大学共同利用機関法人 人間文化研究機構国文学研究資料館と、研究連携に関する協定を締結。日本文学およびこれに関連する文献資料の研究と、その有効な活用に向けて交流、協力を推進することとなった。

 実践女子大学文学部文芸資料研究所は、昭和54年に同大創立80周年記念事業のひとつとして創設された。
 創設時の目的は、同大図書館所蔵の貴重古典籍を中心に、研究資料としてマイクロ撮影し、調査・研究結果を機関誌で発表することにあった。その後、研究所の事業も拡がり、今では学外の資料も紙焼やマイクロフィルムの形で収集している。また、『源氏物語』をはじめとした、研究に必要な古典籍資料の収集も行なっている。

 研究成果の公刊としては、同大図書館の黒川文庫や山岸文庫、常磐松文庫、近世資料等の諸蔵書について調査を行なうとともに、研究所が決定した年度ごとの研究テーマに基づいた調査・研究の成果を集めた『年報』を年に一度、さらに必要に応じて『別冊年報』や臨時刊行物を刊行している。また、研究成果を反映させた展覧会・講演会を定期的に開催することで、研究成果の社会還元を図っている。

 こうした中、同研究所は大学共同利用機関法人 国文学研究資料館と研究連携協定を締結。11月25日、国文学研究資料館の今西祐一郎館長と同大の湯浅茂雄学長により、協定書に署名が行われた。両機関は、下記の項目について交流、協力を推進していく。
(1)共同研究の実施
(2)講義、講演及びシンポジウムの実施
(3)学術情報及び資料の交換
(4)その他必要な調査及び研究

▼本件に関する問い合わせ先
 実践女子学園 総合企画室
 〒191-8510 東京都日野市大坂上4-1-1
 TEL: 042-585-8804

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