実践女子大学

実践女子大学は2026年4月から日野キャンパスに食科学部を新設!国際学部、環境デザイン学部に続き3年連続で学部開設に。

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 実践女子大学(東京都日野市、学長:難波雅紀)は2026年4月、日野キャンパスに食科学部を新設します。6月25日付で文部科学省から食科学部の設置届出が受理され、通知を受けました。本学は、学部学科の新設・改組を積極的に進めており、新学部の開設は、2024年の国際学部(渋谷キャンパス)、2025年の環境デザイン学部(日野キャンパス)に続き、3年連続となります。

新学部は2学科2専攻。文理の枠を超え。食科学科は、食のデザイン力やアスリートのサポート。
 計画では、食科学部は、食科学科と管理栄養学科の2学科編成となります。定員は、食科学科が、食デザイン専攻75人、健康栄養専攻40人。一方、管理栄養学科は70人で、食科学部の2学科2専攻の定員は計185人となり、新学部設置に伴い、廃止される生活科学部食生活科学科(管理栄養士専攻、食物科学専攻、健康栄養専攻)の定員と変更はありません。
 食科学部では文理の枠を超えた新しい学びを展開します。特に、食科学科の食デザイン専攻は、原料加工から食品として流通するまでを広くカバーし、食品学など食の基礎知識を学ぶだけでなく、食の豊かさやおいしさを形にするデザイン力を身につけるため、ビジネスやマーケティング、食品を科学的視点から研究するフードサイエンス、食文化などを多角的に教育・研究します。健康栄養専攻は、栄養学や食品学をベースに、個々の健康づくりから、栄養指導、アスリートへの栄養サポートにつながるスポーツ栄養学、食育の分野などを学び、女性の活躍の場を広げることが期待されます。

管理栄養学科は、食と栄養のプロフェッショナルを育成。
 一方、管理栄養学科は、管理栄養士国家資格取得を目指す専門性の高い学科で、病院や地域で命を支える、食と栄養のプロフェッショナルを育成します。e-ラーニングも利用するなど最新の教育環境を整え、医師や管理栄養士など経験豊富な有資格スタッフが指導に当たり質の高い教育を行います。また、学内外の実習や実験・演習によって高い意識と技能を身につけることができるほか、経営学や心理カウンセリングについても学ぶことができ[亜奥1] 、管理栄養士として幅広い分野の知識や技能を習得できます。月に一度の模擬試験や長期休暇中の補習など管理栄養士国家試験対策も万全のサポートをしており、2025年の管理栄養士国家試験では、合格率が92.3%となりました。

世界における「食」を知るプログラムを用意。
 本学の教育の柱である、社会連携と教育のグローバル化を推進するために食科学部においても語学研修だけにとどまらない、世界における「食」を知る「食グローバルプログラム」を用意します管理栄養学科では、3週間程度ワシントン州で米国の管理栄養士の仕事を学ぶことができる国際研修プログラムを新たに展開し、国際的な舞台での活躍を目指す管理栄養士を育成します。このほか、企業や地域との連携プログラムで、栄養教育活動など実践的な学びを展開します。

学部学科体制は、6学部12学科4専攻に拡大。
 食科学部の設置によって、2026年度からは、日野キャンパスは、食科学部(食科学科、管理栄養学科)、環境デザイン学部(環境デザイン学科)、生活科学部(生活文化学科、現代生活学科)と2学部4学科から3学部5学科に。渋谷キャンパスの文学部(国文学科、英文学科、美学美術史学科)、人間社会学部(人間社会学科、ビジネス社会学科、社会デザイン学科)、国際学部(国際学科)の3学部7学科を加えると、本学の学部学科体制は、5学部11学科5専攻から6学部12学科4専攻に拡大します。

▼本件に関する問い合わせ先

実践女子大学

経営企画部広報課

住所

: 東京都渋谷区東1-1-49

TEL

: 03-6450-6837