大学通信

大学が独自に開設するSNS

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近年、インターネットで多くの人がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用している。このSNSサイトを大学独自に開設するところが増えている。大学のSNSは、ネットワーク上にとどまらず、現実の学内コミュニティーと連動しているのが特徴で、学生の学習や研究、就職支援にも活用されている。
【麗澤大学、実践女子大学、金沢工業大学、京都外国語大学】

 麗澤大学(千葉県柏市)では学内のパソコンからだけではなく、自宅のパソコンや携帯電話からいつでもアクセスすることが可能な学内SNSサイト「Green Community ひいらぎCafe」を開設。学内の友だちを探せる「ともだちリンク」、麗澤版Wikipediaの「れいたくwiki」などの機能のほか、独自の就職支援システムとして「就"勝"NAVI」も展開している。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1888 )

 実践女子大学(東京都日野市)では、学生と卒業生専用のSNS「実践アラムナイ」の運用を開始。在学生と卒業生とを双方向から支援することにより、生涯にわたるキャリア支援の実現を目指している。学生や卒業生のコミュニケーション、情報提供・就職活動支援などに活用するほか、大学の講座の様子や講演会の開催などの情報も発信していく。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=2308 )

 金沢工業大学(石川県石川郡)は、株式会社システムサポートと共同で、SNS機能を活用した次世代型学習支援「KIT BRAIN BANK」を開発。学習や研究で疑問や質問がある場合、このSNSに書き込めば、それを見た他の学生が回答する仕組みだ。学生が「共に学びあう」学習環境を強化するとともに、学習に対するチャレンジ意欲の向上を目指している。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=559 )

 京都外国語大学(京都市右京区)では、WEBダイアリーとSNSを活用した「日本語教員養成プログラム」を展開。学生は日々の意識の変化や自己反省などをWEBダイアリーに記録し、ネット上に共有することで、教員からタイムリーな指導を受けられるほか、学生間での意見交換や情報共有も可能となっている。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=1877 )