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聖徳大学言語文化研究所が2月24日、26日に公開研究発表会を開催

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聖徳大学言語文化研究所(学長:川並弘昭、所長:山口博)では、2月24日(木)に第130回研究発表会「ユーラシア文化の中の日本神話研究プロジェクト―神話と考古学の接点を求めて―」を、2月26日(土)に第131回研究発表会「トマス・ハーディ研究プロジェクト シンポジウム―『ハーディ文学の現代性』とは何か―」を開催する。いずれも参加費無料、申し込み不要。

◆聖徳大学言語文化研究所 第130回研究発表会
 ユーラシア文化の中の日本神話研究プロジェクト
 平成22年度 第2回 山口連続講座 ―神話と考古学の接点を求めて―
【講師】
 山口博(聖徳大学言語文化研究所長)
【日時】
 平成23年 2月24日(木) 14:30~16:00
【会場】
 聖徳大学10号館 14階
 (松戸市松戸1169・「松戸駅」東口徒歩1分)
【申し込み】
 不要・当日先着150名
【参加費】
 無料
【講師から一言】
 神話では「天上界にある高天原から豊葦原中国の支配者は天降った」と言い、文化人類学や民族学では「日本列島の支配者は中国東北部、朝鮮半島から渡来した」と言い、考古学は神話について語ることはない。三者三様でなかなか接点が見出しえない。
 しかし、日本神話を語り伝えてきた人々は、弥生から古墳時代そして飛鳥・奈良時代を生きてきた人たちであり、彼らの生活空間や状況が神話に反映していることは疑いない。この時代の考古学の研究は著しい進展を示している。そうであるならば、神話と考古学の成果の接点を求めることができるのでは。考古学を基にして、神話の編年を考えたらどうなるのだろうか。

◆聖徳大学言語文化研究所 第131回研究発表会
 トマス・ハーディ研究プロジェクト シンポジウム―「ハーディ文学の現代性」とは何か―
【司会者】
 藤井繁(聖徳大学名誉教授)
【提案者】
 ●『塔上の二人』コンスタンタイン夫人の愛と苦悩
   冨永久子(聖徳大学兼任講師)
 ●『アリシアの日記』「私」という幻想の手法
   山下登子(聖徳大学兼任講師)
 ●『キャススターブリッジの市長』主人公のヘンチャードの「禁酒」を巡って
   小山努(聖徳大学兼任講師)
 ●『青い瞳』ヒロインの目はなぜ青いのか?
   天野暁子(聖徳大学兼任講師)
【日時】
 平成23年 2月26日(土) 13:00~15:00
【会場】
 聖徳大学10号館 14階
 (松戸市松戸1169・「松戸駅」東口徒歩1分)
【申し込み】
 不要・当日先着150名
【参加費】
 無料

▼本件に関する問い合わせ先
 聖徳大学言語文化研究所(知財戦略課)
 TEL: 047-365-1111(代)
 URL: http://www.seitoku.ac.jp/kenkyujyo/gengo/