実践女子大学

学生がインターンシップ先の企業とコラボし、オリジナルふろしき「Heart Cloth」を作成――実践女子大学・実践女子短期大学

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実践女子大学・実践女子短期大学では、このたびオリジナルふろしき「Heart Cloth」を作成。3月20日(日)開催のオープンキャンパスより配布を開始する。これは、2人の学生がインターンシップ先の広告制作会社とコラボレーションして、企画・制作したもの。「実践らしさ」を大切にしながらも、受験生が喜んでくれるものということを重視し、各学科の学びに関連するモチーフを組み合わせた華やかなデザインとなっている。

 このたび作成した「Heart Cloth」は、実践女子大学の学生が企画から携わり、制作したオリジナルグッズである。「Heart Cloth」のネーミングは、思いやりの気持ちを“Heart”、ふろしきを“Cloth”と表現したもの。同大学・短期大学が力を入れているマナー教育をテーマに、人への思いやりの気持ちと実用性を兼ね備えたふろしきとして完成させた。

 「Heart Cloth」の企画は、2人の学生が広告制作会社のインターンシップに参加したことから始まった。インターンシップ期間中は実際に、大学案内の企画の打ち合わせなどにも参加したが、2人が携わった一番大きな仕事が、オープンキャンパスなどで受験生に配布するノベルティグッズの制作だった。
 2人は「大学・短期大学のことをよく知ってもらうためにはどうしたらいいか」「受験生がもらって喜ぶものは何だろう」と試行錯誤を繰り返した。さらに、大学が力を入れている「マナーの実践」という取り組みを伝えることができるものは何かを考え、社員と検討を重ねた結果、今回の「ふろしき」に決定した。決め手は、「使い方次第でいろいろなものに代用ができる」という点だった。

 ふろしきのデザインは、「実践らしさ」を大切にしながらも、受験生に喜んでもらえるものということを重視した。そこで、線と色の組み合わせだけで図案を自由にデザインできる「プッチ柄()」に、同大の11学科を表すモチーフを取り入れることを思いついた。例えば、食物系の学科は実験で使うフラスコを、英文学科は「Jissen」の英文字を入れることで、大学の特徴を表現した。

イタリア人のファッションデザイナー、エミリオ・プッチが考案した抽象的なテキスタイルプリントのこと。

 「Heart Cloth」は、3月20日(日)開催のオープンキャンパスより配布を開始する。また、同大学・短期大学入試センター内の特設サイト( http://www.jissen.ac.jp/nyushi/heartcloth/ )では、模様のモチーフをクイズ形式で紹介している。さらに、2011年4月からは、ふろしきの活用術を募集する予定だ。

▼本件に関する問い合わせ先
 実践女子大学・実践女子短期大学 入試センター
 〒191-8510 東京都日野市大坂上4-1-1
 TEL: 042-585-8820

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