千葉商科大学

桂 由美氏((株)ユミカツラインターナショナル代表取締役社長)、塚本 勲氏(加賀電子(株)代表取締役会長)、荒木 重雄氏((株)スポーツマーケティングラボラトリー代表取締役) サービス創造学部「特命教授」に就任──千葉商科大学

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桂由美氏((株)ユミカツラインターナショナル代表取締役社長)、塚本勲氏(加賀電子株式会社(東証一部上場)代表取締役会長)、荒木重雄氏(株式会社スポーツマーケティングラボラトリー代表取締役、同学部特命教授は2期目)が、千葉商科大学(千葉県市川市:学長 島田晴雄)サービス創造学部(吉田優治学部長)の特命教授に就任した。3名の特命教授は、学生たちにサービス創造のためのビジョンやパッションを伝える。

 同大サービス創造学部は、すでに「公式サポーター企業」(同学部の教育に密接に協力している企業群、現46社)との深い連携により、社会科学系学部としては他に類を見ない産学共同を実現しているが、3氏の特命教授就任は、学生たちのサービス創造の可能性をさらに広げる。

 桂由美氏は、学生たちにサービス創造について講演、また約1万4千名の観客を集めて今年2月に開催された同氏主催のブライダルファッションショーの際には、約100名の同学部学生に研修の機会を提供した。同氏は特命教授就任後も、今年6月に同学部学生たちが企画するブライダルファッションショーに協力する予定だ。

 塚本勲氏は、金沢から上京し秋葉原で起業、顧客の視点に立った仕事で年商3千億円、従業員数6千名の企業にまで成長させた話を通じて学生たちにサービス創造の原点を講演した。今後もビジネスにおけるサービス創造について多くのことを学生たちに直接教授の予定だ。

 荒木重雄氏は、昨年度、プロ野球を中心としたスポーツ・エンターテインメントについて学ぶ「荒木塾」を開催し、多くの学生から高い評価を受けた。今年度は、連続の公開講座を担当するほか、今年秋にスタートするプロバスケットボールのbjリーグ「千葉ジェッツ」設立に同学部の学生プロジェクトを参画させるなど、スポーツ・エンターテインメントにおけるサービス創造を実践的に教授する予定だ。

 同学部は、ファッションビジネス、企業経営、スポーツ・エンターテインメントにおけるサービス創造のビジョンとパッションを3名の特命教授から学ぶ現実的な機会と場を創造した。

 同学部は2009年4月に開設され、「1.学問から学ぶ 2.企業から学ぶ 3.活動から学ぶ」という“3つの学び”を教育の柱とし、これからのサービス経済化社会を先取りする多様なサービス分野で活躍する人材育成をめざしている。中でも、「2.企業から学ぶ」として、公式サポーター企業(同学部の教育に密接に協力している企業群、現46社)との協働したプログラムを実施している。これにより、学生は大学の学問だけでは学ぶことのできない、企業現場での知識と経験を身につけていく。

※株式会社ユミカツラインターナショナル、加賀電子株式会社(東証一部上場)は同学部「公式サポーター企業」である。
※公式サポーター企業
http://www.cuc.ac.jp/prospective/department/service/supporters/index.html

千葉商科大学サービス創造学部 特命教授プロフィール
■桂 由美(かつら ゆみ)
 ブライダルデザイナー・株式会社ユミカツラインターナショナル代表取締役社長。パリへ留学後、1964年に日本初のブライダル総合専門店をオープン。翌年、日本初のブライダル・ファッションショーを開催。日本において欧米のウェディングスタイルをいち早く提案し、今もなおブライダル界を牽引している。80年代より海外に進出し、1986年に北京で中国初のブライダル・ファッションショーを開催。1995年以降、「アジア・ブライダル・サミット」を毎年開催。外務大臣表彰など、受賞も多数。

■塚本 勲(つかもと いさお)
 加賀電子株式会社代表取締役会長。石川県出身。上京して電子部品メーカーに入社。営業マンとして活躍し、潤沢な人脈や商品知識など無形の財産を築く。1968年、24歳で加賀電子を創業。携帯電話やゲーム機など、身近にある電化製品の中に組み込まれた電子部品を扱い、「在庫を持たない営業スタイル」で売上3,000億を超えるエレクトロニクスの総合商社に育て上げる。1986年東証二部上場、1997年東証一部上場。2007年4月より現職。

■荒木 重雄(あらき しげお)
 株式会社スポーツマーケティングラボラトリー代表取締役。日本IBM株式会社、T-Systems japan株式会社(前ドイツテレコム株式会社)を経て、2005年に株式会社千葉ロッテマリーンズ企画広報部部長に就任。その後、事業部長、執行役員事業本部長を歴任し、地域密着スタイルを掲げた革命的なファンサービスで球団史上最高の観客動員数を記録するなど、球団改革のモデルケースとして注目される。2009年より現職。現在、観光庁「スポーツ・ツーリズム推進連絡会議委員」も務める。

▼本件に関する問い合わせ先
 千葉商科大学 サービス創造セクション
 TEL: 047-373-9752   
 FAX: 047-373-9905
 E-mail: jim-fsi@cuc.ac.jp
 サービス創造学部webページ: http://www.cuc.ac.jp/service/
 千葉商科大学webサイト: http://www.cuc.ac.jp/