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金沢工業大学では、建築系学生によるアパートのリノベーションプロジェクト「Re-Design Apartment Project(RDAプロジェクト)」が設計した新築アパート「シエルブルー」の報道関係者を対象とした内覧会を4月26日に、プロジェクト学生と「シエルブルー」に住む学生同士の学生コミュニティ交流会を4月27日に開催する。
金沢工業大学では特色ある産学連携、地域連携教育研究プロジェクトの一端として、大学周辺の賃貸住宅群(大学指定寮)を学生達の「住育」環境と捉え、環境・建築学部 宮下智裕 准教授と、株式会社ブルースタジオ一級建築士事務所 大島芳彦氏(東京都中野区東中野1-55-4)の指導のもと、生活者である学生たちが自らの住環境について考え、リサーチをし、学生アパートの既成概念を問い直し、リ・デザインし、空間、建物の完成までのプロセスを実践する「Re-Design Apartment Project(RDAプロジェクト)」を推進している。
このRDAプロジェクトは、同大周辺半径3Km以内に所在する、約250棟(約4500室)のKIT指定アパートを対象に、同大学生が主体となって、既存アパートのリノベーションをはじめ、新しい学生アパートのあり方をリ・デザインするものである。
※リノベーションとは、時代の変化と共に、建物(アパート)の機能・性能を向上させると共に、建築物の商品価値を向上させる取り組みを指す。
これまで、RDAプロジェクトでは、築年数が経ったアパートのリノベーションを行ってきたが、昨年度の活動では、定型化されている学生アパートの概念を“リ・デザイン”することにより、学生の着想と学内ニーズリサーチに基づいた新たな居住空間のデザインと、アパート内コミュニティの創出を目指し、新築アパート「シエルブルー」の設計に取り組んだ。
この学生アパート「シエルブルー」は、限られた居住空間の中でも外部への広がりを持つように、「空・レンタルします」「庭・レンタルします」をコンセプトとしている。居住者たちの間ではその外に開かれた世界観が共有されることによって、日常的なコミュニケーションが生まれ、「個」と「コミュニティ」の両面から充実した学生生活を実現する、新しい学生アパートのあり方を提案している。
また、プロジェクトの学生は、アパートの設計に留まらず、完成後も「シエルブルー」に住む学生のコミュニティを活性化させる仕組として、住人(学生)・オーナーと協力しながらさまざまなイベントを企画提案し、学生アパートならではの魅力を創出していく。
このたび、その入居開始後の最初の成果として、報道関係者を対象とした「シエルブルー」の内覧会および、RDAプロジェクト学生と「シエルブルー」に住む学生同士の学生コミュニティ交流会を実施する。
◆学生コミュニティ交流会
【日程】
2011年4月26日(火) 16時45分~20時
【場所】
「シエルブルー」
(〒921-8811 石川県石川郡野々市町高橋町16-16)
【内容】
・住民(学生)とプロジェクト学生が協力しての「共有スペースの家具作り」
・制作した家具を使ってのバーベキュー大会
◆「シエルブルー」内覧会
【日程】
2011年4月27日(水) 10時~12時
【場所】
「シエルブルー」
(〒921-8811 石川県石川郡野々市町高橋町16-16)
【内容】
・金沢工業大学 環境・建築学部 宮下智裕 准教授
株式会社ブルースタジオ 大島 芳彦氏 による学生アパートの解説
・今年度のRDAプロジェクトの実施計画についてご紹介
▼本件に関する問い合わせ先
金沢工業大学 広報課
石川県石川郡野々市町扇が丘7-1
TEL: 076-246-4784
E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 金沢工業大学 |
URL https://www.kanazawa-it.ac.jp |
住所 石川県野々市市扇が丘7-1 |
学長(学校長) 大澤 敏 |