東京家政学院大学

東京家政学院大学が5月8日に、“Pray for Japan ~祈り~”をテーマに「Fashion Show 2011」を開催

大学ニュース  /  イベント  /  学生の活動  /  地域貢献

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

東京家政学院大学(学長:天野正子/所在地:東京都町田市相原町2600)では5月8日(日)に、ファッションショー「Fashion Show 2011」を八王子駅周辺銀座通りの特設ステージで開催する。テーマは“Pray for Japan”で、「東日本大震災の悲しみを乗り越えて美しい日本がよみがえらせよう」というメッセージを発信する。

 東京家政学院大学は、衣・食・住の各分野にわたる教育・研究を行なっている。家政学部現代家政学科の被服構成学研究室(2)では、平成元年から卒業制作ファッションショーを開催している。また学外では平成18年からは八王子の学生天国、平成21年からは南大沢の三井アウトレットパーク多摩南大沢でファッションショーを、平成20年からはバレエの衣裳のデザイン・制作・発表なども展開し、毎回多くの学生および市民を集めている。

 今回は24作品を学生自らがモデルとなり、構成・運営・演出・メイクアップに至るまで各年度の学生と被服構成学研究室(2)が総力を挙げて作り上げたファッションショ-を展開する。

 3月11日に大きな災害をもたらした東日本大震災は大きな被害と衝撃を与えた。在学生・新入生にも被災地出身者がおり、学校法人東京家政学院を挙げて募っている義捐金募集に、東京家政学院大学学友会が名を連ねている。
 こうした中、「悲しみを乗り越えて立ち上がろうとしているすべての人に若者のパワーを」という思いから、テーマは“Pray for Japan ~祈り~”となった。家政学院の「ものづくり」の知識や技術を生かした作品を、学生天国というイベントに相応しく、学生たちの若々しさと清楚なイメージを演出している。

 ショ-は4部構成となっており、第1部「花」では、可憐な花をイメージしたドレスが登場する。第2部「パワーストーン」では、現代的なバレエ衣装に希望を込め、第3部「日本の美しい四季」でもバレエ衣装が恵みをイメージ。第4部「祈り」では、闇の中から“はばたく未来へ”災害の中から立ち上がろう、力を合わせて復興しよう、というメッセージを発信する。
 ファッションショーは、リズム感の溢れる音楽で始まり、G線上のアリアによる「祈り」の敬虔さでフィナーレとなる。また各部ではバレエの経験を持つメンバーがスミレの花のフェアリーとなり、展開を導いていく。

 一旦は中止も考えたファッションショーだが、大船渡出身の学生が、東京では分からない現地の生々しい現状をメンバーに語ったことがきっかけとなって、「ぜひとも悲しみ辛さを乗り越える力となるメッセージを伝えたい」とファッションショーを決行することとなった。
 1年生から3年生までの24名からなるメンバーは、こういう時代だからこそみんなで元気になれるよう少しでも力づけになれるようにと構成を考えた。
 また、学生天国で行っている東日本大震災義援金募集に応え、ファッションショーの最後に募金協力を呼びかける予定。

日時:2011年5月8日(日)
開演:12:00、14:00
会場:八王子駅周辺、銀座通り (JR八王子北口)

▼本件についての問い合わせ先
 東京家政学院大学入試広報グループ 森田
 (〒194-0292 東京都町田市相原町2600)
 TEL: 042-782-9412
 FAX: 042-782-1711
 E-Mail: morita@kasei-gakuin.ac.jp

2153