東京家政学院大学

東京家政学院大学が家庭科教員向け4講座を開講――“古き良きものを新しい時代に活かして”をテーマに実習体験講座

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東京家政学院大学生活デザイン学科では7月31日、8月7日、8月21日、9月11日に、“古き良きものを新しい時代に活かして”をテーマに家庭科教員向け4講座を開講する。これは、同学科の活動の一端を分かりやすい形で家庭科教育に携わる先生方に伝えるというもの。1回ごとに完結する各講座は、前半で各分野の実習、後半で授業展開に効果的なパソコンを活用した資料・パンフレットつくりを組み合わせて、それぞれ13:00~15:30の2時間30分となっている。

 東京家政学院大学(学長:天野正子、所在地:東京都町田市相原町2600)生活デザイン学科(学科長:白井篤教授)は、7月31日(日)、8月7日(日)、8月21日(日)、9月11日(日)、“古き良きものを新しい時代に活かして”をテーマに家庭科教員向け4講座を開講する。衣・食・住・もの、の4領域が一緒に学べる日本で唯一の学科である生活デザイン学科は、各領域の専門性を高める一方4領域を融合、相互に乗り入れる構成をとっている。いわば、実習・実験・演習を伴う総合的な家庭科教育に最適な学科と言える。
 このたび4回にわたって開催する講座では、生活デザイン科の活動の一端をわかりやすい形で家庭科教育に携わる先生方に伝えるというもの。1回ごとに完結する各講座は、前半で各分野の実習、後半で授業展開に効果的なパソコンを活用した資料・パンフレットつくりを組み合わせたもので、それぞれ13:00~15:30の2時間30分となっている。また各講座は組み合わせても単独でも受講可能。

 なお、各講座開催日には、同大町田キャンパスでのオープンキャンパスを同時開催しているので、講座と合わせて参加できる。

◆講座概要
●第1回(7月31日) “あずま袋はエコ袋”
 “あずま袋”は、もともと日本で古くから使われてきた風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせて袋状にしたもの。古来より「包む」文化にあった日本に、西洋の文化が浸透し、包みものから袋物への過渡期に作られたと考えられています。入れるものの形状を問わず、まるで風呂敷のように包める便利なバッグは日本人の巧みな知恵が感じられます。大きささまざま、端布を使って作りましょう。
 《パソコン講座》フォトショップ&イラストレータを使ってパンフレット作り(1)

●第2回(8月7日) “先人の英知を継承して”~ちょっとした工夫で強く、丈夫に~
 まず2mm×2mmの角材とスチレンボードを使って住宅構造模型を組み立て、その強さ・弱さを体験します。その模型にちょっとした細工を施すと強さは劇的に変わります!木造住宅には先人たちのそんな工夫が今に活かされています。だから建築現場は面白い。さらに構造模型が醸し出す空間から、インテリアをイメージしてみましょう。
 《パソコン講座》パワーポイントを使ってプレゼンテーション資料つくり(1)

●第3回(8月21日) “あなたの街に「里山」がありますか?”~目で見る自然環境の変化~
 明治以降に作られた地図の何枚かを並べてみると、身の回りの環境変化を面で見ることができます。関東平野の大部分は、平野と言っても台地と低地が入り組み、その組み合わせによって里山も構成されていました。古い地図で集落の立地を確認しつつ、どのように市街化・都市化してきたか、その変遷を辿ると、未来の環境を考える手がかりが得られます。
 《パソコン講座》フォトショップ&イラストレータを使ってパンフレット作り(2)

●第3回(9月11日) “懐かしい味、基本味”~子どものみらいは今?~
 「懐かしい味、基本味」って・・・どんな味? 色々な要因から成り立っている「おいしさ」には「味」が関係し、その「味」は「味蕾(みらい)」という器官で感じます。味蕾をつくる味細胞は年齢だけでなく、日常の食生活に大きく影響されます。ライフスタイルの変化にとともに食生活も大きく変化した現在、そんな今だからこそ「食」について考える必要があります。「子どもの味蕾」「味来」をサポートしましょう。
 《パソコン講座》パワーポイントを使ってプレゼンテーション資料つくり(2)

【申し込み方法】
 ・対象: 中学校・高等学校等の家庭科教員(常勤・非常勤を問いません)
 ・定員: 各講座とも20名(先着順。定員になり次第締め切ります)
 ・受講料: 無料
 ・申し込み締め切り:平成23年7月23日(土)
 ・同大ホームページのニュースにあります「申し込みフォーム」または以下の項目をご記入いただいてメール添付またはFaxでお送りください。
 ・記入項目: (1)申し込み日、(2)お名前、(3)希望講座日、(4)住所、(5)電話番号、(6)Faxでお申込みの場合はFax番号、(7)勤務先学校名、(8)勤務先住所
 ・送付先Fax: 042-782-9880(生活デザイン学科 安藤宛)
 ・送付先Mail: seikatsu@kasei-gakuin.ac.jp
【問い合わせ先】
 東京家政学院大学生活デザイン学科 安藤
 TEL: 042-782-3432
 E-Mail: andoh@kasei-gakuin.ac.jp

▼本件に関する問い合わせ先
 東京家政学院大学入試広報グループ 森田
 (〒194-0292 東京都町田市相原町2600)
 TEL: 042-782-9412
 FAX: 042-782-1711
 E-Mail: morita@kasei-gakuin.ac.jp