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京都産業大学と日本学術振興会が共催で「平成23年度国際生物学賞記念シンポジウム」を開催

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11月30日(水)、12月1日(木)の2日間、京都ガーデンパレスにおいて「平成23年度国際生物学賞記念シンポジウム」(主催:京都産業大学・日本学術振興会)を開催する。12月1日(木)のシンポジウムでは、第27回(平成23年)国際生物学賞受賞者エリック・ハリス・デヴィドソン博士(米国・カリフォルニア工科大学生物学科教授)を招き、「発生の遺伝子制御の論理」について受賞記念講演会も行う。

 国際生物学賞記念シンポジウムは昭和60年の第1回から、国際生物学賞委員会が審査委員会委員の中から指名したシンポジウム開催責任者(今年度は、京都産業大学総合生命科学部 八杉貞雄教授)が所属する大学等学術研究機関と、日本学術振興会が共同で主催するシンポジウムで、今年で27回目となる。

 平成23年度国際生物学賞記念シンポジウムは、私立大学では初めて京都産業大学と日本学術振興会の共催で行う。生物学において最先端の研究をしている研究者を海外8大学・研究所から8人、日本7大学・研究所から12人を招いて、これまでの研究実績や最新の研究成果について発表する。また、その中で、第27回(平成23年)国際生物学賞を受賞したデヴィドソン博士を招き、受賞記念講演会を開催する。

 デヴィドソン博士は、動物の発生の分子メカニズムの研究で、“遺伝子調節ネットワーク”という概念を理論的に提唱し、それを実験により証明した。この研究は発生生物学のみならず、遺伝学、細胞生物学、分子生物学、神経生物学、免疫生物学など多くの分野に大きなインパクトを与え、生物学全体に大きな進展をもたらした。

 なお、シンポジウム・講演会とも一般公開となっている(参加費無料、要事前申し込み)。
  
※国際生物学賞とは:
 昭和天皇の長年にわたる生物学の研究を記念するとともに、本賞の発展のため寄与される今上天皇の長年にわたる魚類分類学(ハゼ類)の研究を併せて記念し、生物学の奨励を目的に、優れた業績を挙げ、世界の学術の進歩に大きな貢献をした研究者に授与される賞。

◆平成23年度国際生物学賞記念シンポジウム詳細
【主催】
 京都産業大学、日本学術振興会
【日時】
 ●シンポジウム 
  11月30日(水) 9:00~16:00(開場8:15) 
  12月1日(木) 9:30~16:00(開場9:00) 
 ●受賞者記念講演会  
  12月1日(木) 16:30~17:45(開場16:00)
【場所】
 京都ガーデンパレス 葵の間 
 (京都市上京区烏丸通り下長者町上ル龍前町605)
【内容】
 ●シンポジウム
   プログラム(資料1)を参照  
 ●受賞者記念講演会
    演題 「発生の遺伝子制御の論理」  
     講演者: エリック・ハリス・デヴィドソン 博士
     米国・カリフォルニア工科大学生物学科教授 
     ※すべて英語で行われるが、無料で日本語同時通訳(イヤホン貸出)可能。
【対象】
 研究者・学生・一般(定員:150名)
【申し込み方法】 
 URL: http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/gr/ipb/ipb27/Registration.html 参照
▼本件に関する問い合わせ先
 京都産業大学 総合生命科学部事務室
 TEL: 075-705-1466
 FAX: 075-705-1914