文京学院大学

僕たちが農家を元気に――文京学院大学生らが「Oh!Say チャレンジショップ」で福島県産の野菜を販売

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文京学院大学人間学部コミュニケーション社会学科の環境問題研究ゼミ生らが、埼玉県ふじみ野市内で福島県郡山市逢瀬町の野菜販売を行い、東日本大震災の原発事故による風評被害に悩む福島の農家を応援する活動を続けている。店頭では同町の野菜や梅干・味噌・こんにゃくなどの加工品に加え、学生手作りの人形やシールなどを販売。売上は実習などでお世話になっている福島県郡山市の有機農業団体に寄付している。

 文京学院大学人間学部コミュニケーション社会学科のゼミ生らと福島県郡山市逢瀬町は、2007年から宿泊田舎体験を行うなど交流を続けてきた。震災発生後の5月、学生らは逢瀬町を訪問し、風評被害に悩む農家の人々を支援するため、自らの手による野菜の代行販売を提案。同時に、大学の地元である埼玉県ふじみ野市上福岡駅前の商店街と連携し、空き店舗を利用しての野菜販売も計画した。

 その後、学生らは農家との話し合いを続け、7月には上福岡駅前名店街に「Oh!Say チャレンジショップ」を初出店。商店街や市民団体の支援を受けながら、大学祭や市のイベントなどにも出店し、順調な売り上げを続けている()。

 同ゼミでは今後も野菜販売にとどまらず、ふじみ野市と郡山市を結ぶ支援活動、交流活動を模索していく。

■環境教育研究ゼミと逢瀬町との関わり
 環境教育研究ゼミの学生らが2007年、環境教育活動や農村生態系の保全活動などの研究のために逢瀬町を訪問したことがきっかけ。その後も毎年「逢瀬いなか体験交流協議会」と連携し、農家に民泊しながら有機栽培での米作りなどの田舎体験を続けている。今年は9月17日~18日に30名近くの学生とふじみ野市民が訪れた。

※これまでの野菜販売
●5月3日
 逢瀬町訪問(学生たちによる野菜の代行販売提案)
●7月16、17日
 チャレンジショップ初出店(於上福岡駅前名店街)
●8月6、7日
 上福岡七夕祭り出店(於上福岡駅前名店街)
●8月20日
 東日本大震災チャリティーイベント出店(於ふじみ野市上福岡中央公園)
●8月26日
 ナイトバザール出店(上福岡駅前名店街)
●9月17、18日
 逢瀬町訪問(グリーンツーリズム(田舎体験)で約30名の学生、ふじみ野市民が訪問)
●10月11日
 郡山市による取材を受ける(於文京学院大学ふじみ野キャンパス)
 その後「広報こおりやま」618号(11月号)に記事掲載
●10月15、16日
 大学祭(あやめ祭)出店(於文京学院大学ふじみ野キャンパス)
●10月29日
 ふじみ野市環境フェア出店(於ふじみ野市上福岡中央公園)
●11月3日
 ふじみ野市産業祭、上福岡図書館祭出店(於ふじみ野市上福岡中央公園、ふじみ野市立上福岡図書館)
●12月17日(予定)
 歳末楽市出店(於上福岡駅前名店街)

*これらの様子は同大受験生サイト( http://info.bgu.ac.jp/ )ドキュメントムービー「軌跡」シリーズにて公開中。

▼本件に関する問い合わせ先
 文京学院大学・文京学院短期大学 入試広報センター  担当:荻原
 東京都文京区向丘1-19-1
 TEL: 03-5684-4812
 FAX: 03-5684-3686
 E-mail: koho@bgu.ac.jp

2727 5月、逢瀬町での農家の方々との話し合い

2728 埼玉県ふじみ野市、上福岡駅前名店街での野菜販売