東京家政学院大学

東京家政学院大学の学生が考案したメニュー3種を学食で提供開始

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東京家政学院大学では、1月23日から学生食堂で学生が考案した学食メニューの提供を開始した。第1弾は、人間福祉学科の東日本大震災復興支援ボランティア先である石巻産のさんまを使用した“さんまの唐揚げ丼 南蛮風”。第2弾は “明太カルボナーラうどん”、第3弾は “ぽかぽかキムチ鍋セット”となっている。春休み直前の2月9日(月)、10日(火)には、3メニューがそろい踏みする。

 東京家政学院大学(学長:天野正子/所在地:東京都町田市相原町2600)は、1月23日から、学生食堂で学生が考案した学食メニューの提供を開始した。 

■生活デザイン学科1、2年生全員参加の15プロジェクトの一つ
 平成22年度「衣食住を考え、快適な生活を創造・演出するスペシャリストを育てる」ことを目的に発足した生活デザイン学科では、1年生の「基礎ゼミ」、2年生の「生活デザイン演習D」の授業で15の“プロジェクト”を設定、いずれかのプロジェクトに参加して最終成果を2月9日(月)に発表をする。
 メニュー提案は“プロデュース大作戦~学食編~”チームの27人が担当した。専門科目で食科学を学ぶ3、4年生が理論やセオリーを身に着けての食品・メニュー開発とはちがって、イメージや時代感覚、センスが先行するが、3~4回の授業でまとめ、食堂運営を担当している(株)グリーンベルのプロの目線からの協力も得て商品化にこぎつけ、学食での提供となったものである。
 特に第1弾の“さんまのから揚げ丼 南蛮風”に使用している「うなぎ蒲焼」は、震災後に人間福祉学科の教員・学生がボランティア活動を行った縁から食堂で継続使用している石巻市の山田水産のものを使用していることもメニューに「ひと味」加えている。

メニューは以下の3種類。
・1月23日(月)~27日(金):Aランチ:さんまの唐揚げ丼(545kcal)
・1月30日(月)~2月3日(金):Bランチ:明太カルボナーラうどん、スープつき(780kcal)
・2月9日(月)、10日(火):KVAランチ:ぽかぽかキムチ鍋セット(570kcal)
 春休みを控えた9日と10日は3メニューがすべて登場する。


参考: 生活デザイン学科 基礎ゼミ・生活デザイン演習D プロジェクトテーマとキャッチフレーズ
A.新聞でも読んで見よう会:就活にも役立つ!? 新聞読んでますか?気の利いた記事がみつかるかもしれません。
B.染色:くだものの果皮など廃棄されるもので染色する。
C.円、四角形の服:円、正方形、長方形に穴を開け、切込みを入れて服をデザインする。
D.布フェルトを使った商品企画をする:布フェルトという材料を使って、インテリア、ファッション、小物等、興味のある領域の商品を開発する。
E.衣服を調べる:衣服について(種類と量または生産地等々)調べ、結果の理由を考える。
F.プロデュース大作戦~学食篇~:学生食堂の新メニューを企画・開発する。
G.残されたものに光を!:調理実習で出された(残渣)ごみを調べ、利用の可能性を考え、提案する。
H.江戸の料理書をのぞいてみましょう:附属図書館の大江文庫。
I.ローズコート:学生ラウンジのインテリアを提案する。
J.省エネし隊!:学内で省エネルギー可能な場所・行為を探し、その省エネ効果を予測する。
K.曲面の強さを体感してみよう:曲線を使った建物を調べて、実際に曲面を(手書きもしくはコンピューターで)描いてみる。次に、それをベースに模型製作を行い、最後に、その模型を壊して強さの比較を行う。
L.サヴォア邸について:サヴォア邸について調べ、模型(1棟/人)を制作し、近代建築の住宅を理解する。
M.家政学院バッグ:オープンキャンパスで配布するバッグのヴィジュアル表現をリ・デザインする。
N.大学の裏山探検宝探し:学内散策路を歩いて拾い物。さて、何ができるでしょうか?
O.樹木調査と提案:学内及び散策路の樹木整備計画を提案する。

▼本件に関する問い合わせ先
 東京家政学院大学入試広報グループ 森田
 Tel: 042-782-9412
 Fax: 042-782-1711
 E-Mail: morita@kasei-gakuin.ac.jp
 所在地:〒194-0292 東京都町田市相原町2600

2865 学生のボランティア先の石巻のさんまを使用した「さんまの唐揚げ丼南蛮風」