京都産業大学

主体的な行動ができない、対人関係がうまくいかない等のアウトリーチ層学生への京都産業大学独自の就職支援――「大規模大学の就職支援におけるアウトリーチ・プログラムの実践」総括報告会を開催

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就職活動において、主体的な行動が十分でない、インターネット主流の就職活動でコミュニケーションに問題を抱えるなどの「アウトリーチ層」の学生に対し、主体的な行動を促す学生支援と、企業とのマッチング機会の充実から、学生の意欲を高め、持続的な就業力の育成を目指す京都産業大学独自の職業意識啓発プログラムについて、3月22日(木)に報告会を開催する。

 京都産業大学では、就職活動の満足度を高めるために、職業観などを涵養するキャリア形成支援教育・就職支援プログラムを体系的に実践している。しかし、支援プログラムに参加せず主体的な行動が充分でない学生層(アウトリーチ層)があり、それらの学生に対して特に手厚く支援するためのプログラム「大規模大学の就職支援におけるアウトリーチ・プログラムの実践」を実践している。

 本プログラムは、平成21年、文部科学省が就職支援などの総合的な学生支援を目的として、全国の大学などに公募していた「平成21年度大学教育・学生支援推進事業【テーマB】学生支援推進プログラム」に採択され、大学からの積極的な「学生支援」、企業選択のミスマッチを防ぐための情報の充実などの「求人確保」、学生・企業ともに満足度の高い「マッチング」機会の充実の3点から取り組んできた。
 
 今回、3年間にわたり取り組んできた本事業の総括報告会を行い、内容紹介やその成果および課題を共有・発信する。また、企業の担当者も交えてパネルディスカッションを行い、昨今の学生気質を踏まえた「アウトリーチ・プログラム」の新たな展開についての提言の場とする。

◆「大規模大学の就職支援におけるアウトリーチ・プログラムの実践」総括報告会
【日時】
 2012年3月22日(木) 16:00~18:00 (受付開始15:30)
【場所】
 京都産業大学神山ホール第1セミナー室
 (〒603‐8555京都市北区上賀茂本山)
【内容(プログラム)】
第1部「アウトリーチ・プログラム」の概要報告
 報告者:杉森紀之 京都産業大学進路センター課長

第2部 「アウトリーチ・プログラム」の活動報告~学生のタイプ分類から見えてきたもの~
 報告者:中尾憲司 京都産業大学進路センター

第3部  パネルディスカッション
「アウトリーチ・プログラムの方向性」~昨今の学生気質を踏まえた人材育成と就職支援を考える~
 パネリスト:
 菅野智文氏 株式会社リクルートリクナビ副編集長
 富田貴之氏 株式会社一保堂茶舗人事総務グループ
 山田宏行氏 東山青少年活動センター所長
 杉森紀之  京都産業大学進路センター課長
 山村 彩 京都産業大学進路センター
 コーディネーター:中尾憲司 京都産業大学進路センター

【詳細・申し込み方法】
 http://www.kyoto-su.ac.jp/path/news/20120322_houkokukai.html

▼本件に関する問い合わせ先
 京都産業大学進路センター
  TEL: 075-705-1441