京都産業大学

大学と社会を結ぶ「知」の発信拠点――京都産業大学が4月1日、京都市下京区に新施設「むすびわざ館」を開館

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2015年に創立50周年を迎える京都産業大学は、その記念事業の一環として京都市下京区に壬生校地を設け、2012年4月1日に大学と社会を結ぶ「知」の発信拠点として「むすびわざ館」を開館する。大学の教育・研究に利用するほか、地域社会との交流や社会貢献を目的とした新たな拠点となることを目指す。これに先立ち、3月20日に開設記念式典を開催する。

 京都産業大学は2009年3月に京都市下京区の土地を取得し、京都産業大学附属中学校・高等学校の移転(※現在は京都市上京区に設置)および大学の教育・研究活動の成果である「知」の発信拠点となる施設の設置を進めてきた。

 4月1日に開館を迎えるこの「むすびわざ館」には、講演会などを行うホールやギャラリー、研究室や教室があり、一部設備は一般への貸し出しも可能である。
 これに伴い、3月31日には「むすびわざ館」のプレオープンイベントとして、京都産業大学益川塾第3回シンポジウム「神々の京都」を開催する。詳細は以下の通り。

◆京都産業大学 むすびわざ館
【「むすびわざ館」名前の由来】
 京都産業大学創設者である荒木俊馬は、京都産業大学の名前にある「産業」を「むすびわざ」と表し、「新しい業(わざ)をむすぶ」という意味を込めた。また「むすぶ」は「産(む)す」という語源を持つことから「産み出す」と解している。この「新しい業(わざ)をむすび、そして新しいものを産み出す」という精神は、京都産業大学が創立時から大切にしてきた精神であることから「むすびわざ館」と命名した。

【住所】  
 京都市下京区中堂寺命婦町1-10
【アクセス】  
 JR山陰線丹波口駅 徒歩約4分/阪急電鉄京都線大宮駅 徒歩約7分/京福電鉄四条大宮駅 徒歩約7分
【施設概要】  
 地上4階建 敷地面積 5,011.68平方メートル 延床面積 8,985.25平方メートル(敷地面積、延床面積は、むすびわざ館のみの数値)
〈主な施設等〉
□ギャラリー(2F)
 大学の所蔵品や美術品の展示のほか、企画展も開催予定。第1回特別展示会として、創設者の生涯をたどる「学祖荒木俊馬と京都産業大学の誕生」を5月から開催予定。また、開学間もない1967年に、他の私立大学に先駆け導入した当時の最先端の大型コンピュータ「TOSBAC-3400(東芝製)」も常時展示する。

□ホール(2F)
 418人収容。同時通訳ブースを備え、各種講演会から音楽演奏会の開催が可能。 

□世界問題研究所(研究室フロア)(4F)
 開学翌年の1966年に設置し、本学で最も歴史ある研究所。拠点を「むすびわざ館」に移し、新たな研究領域に取り組む。

□その他
 教室フロア(161人収容大教室ほか8教室)、食堂・カフェ、法律相談・税理相談ブースなど

◆プレオープンイベント 京都産業大学益川塾第3回シンポジウム「神々の京都」
【日時】 3月31日(土)開演13:30~(受付13:00~)※16:05終了予定
【場所】 むすびわざ館ホール
【申込】 事前申込制・聴講無料
【詳細】 http://www.kyoto-su.ac.jp/project/mt/news/20120331_sympo.html

▼本件に関する問い合わせ先
 京都産業大学総務部広報室 
 TEL: 075-705-1411