玉川大学

玉川大学の学生有志30名が9月4日・5日に、宮城県亘理町で復興ボランティアを実施

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玉川大学(学長 小原 芳明)の学生有志30名は、9月4日(火)・5日(水)の2日間で、宮城県亘理(わたり)町において東北復興ボランティア活動を行う。今回は、農業再開支援活動の畑作業(トマトの収穫・畑の整地など)と被災者との会話や傾聴を行う。

 現在、東日本大震災で影響を受けたエリアでは、一応の復旧はなされているが、まだ産業の再開や本格的な復興に向けた課題が多く残っている。こうした中、玉川大学は、一般財団法人共生地域創造財団(代表理事 奥田 知志 氏)の協力を得て、玉川大学東北復興ボランティアプログラムを実施する。
 玉川大学内で6月からこのボランティアを募集したところ、60人を超える学生からの申し込みがあった。先着順で受付された30名学生は、大学の全学部(文学部・農学部・工学部・経営学部・教育学部・芸術学部・リベラルアーツ学部)と大学院教育学研究科にわたり、1~4年生の男子14人・女子16人(大学院生1名を含む)で構成されている。
 学生は学内での事前説明会と現地での沿岸各部の被災地を見学し、ボランティア活動にあたっての意識や行動姿勢、作業のルールなどの留意事項を十分に学習し、実際のボランティア活動に臨む。また活動期間中は、適宜活動の振り返りを行い、学生間で気づきを共有する。
 今回の活動を通じて学生たちは、農作業を通じた復興支援にかかわるだけでなく、現地で暮らす人々とのふれあいを通じて、多くの貴重な経験を得ることになる。同大創立者小原國芳は、「百聞は一見に如かず、百見は一労作に如かず。」と述べた。参加する学生には、今回のボランティアプログラムという「労作」を通じて、自ら考え、体験し、また自ら試み、創り、行うことで、知行合一の意志と実践力を育み、共同作業により他者と自分の関係を築き、社会性を身につけていくことが望まれる。

■玉川大学東北復興ボランティアプログラム概要
1 現地作業日時 9月4日(火)10:00~17:00
         9月5日(水)10:00~17:00
※ 9月3日(月)13:30~17:00は志津川・石巻地区見学を実施。作業は無し。
2 現地作業場所 宮城県亘理町内農地
3 参加者数   30名
4 活動内容   農業再開支援活動の畑作業(トマトの収穫・畑の整地など)
被災者との会話や傾聴
5 とりまとめ  玉川大学学生センター
6 現地コーディネート  
一般財団法人 共生地域創造財団事務局コーディネーター 小笠原 啓太 氏


▼本件に関する問い合わせ先
 玉川学園 教育企画部 キャンパス インフォメーション センター
 〒194‐8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
 TEL: 042-739-8710
 E-mail: pr@tamagawa.ac.jp
※8/24(金)~9/2(日)の間は、夏期一斉休暇・休日のため、全学の業務を休止。