金沢工業大学

金沢工業大学の奥村善久名誉教授が、工学分野のノーベル賞と言われる「2013 Charles Stark Draper Prize」を日本人で初めて受賞

大学ニュース  /  その他

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

金沢工業大学の奥村善久名誉教授が、世界初の携帯電話ネットワークやシステム、標準規格に対する先駆的貢献により、このたび工学分野のノーベル賞と言われる「2013 Charles Stark Draper Prize」(2013年チャールズ・スターク・ドレイパー賞)に日本人研究者として初めて選定された。

 Charles Stark Draper Prizeは、National Academy of Engineering(全米技術アカデミー。所在地 米国ワシントンD.C.)が、生活の質を大きく向上させ、社会に多大なインパクトを与えた業績を持つエンジニアを表彰するもので、工学分野のノーベル賞と呼ばれている。

 携帯通信技術により、私たちはどの場所からもコミュニケーションができ、ボタンひとつで無数の情報にアクセスすることが可能となった。このたびの「2013 Charles Stark Draper Prize」では、この携帯電話の創出に多大な貢献のあった5名のエンジニアが選出された。

 奥村名誉教授の研究成果は、1979年のNTTによる世界初の商用携帯電話網構築に道を拓くとともに、携帯電話の基地局を効率よく設置する上で欠かせないデータとして世界各国で役立てられている。

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県野々市市扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp