東京薬科大学

東京薬科大学の学生ボランティア団体IVOLEAが2月11日に、岩手県大槌町でアロマスプレー作りを実施

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東京薬科大学(東京都八王子市)の学生ボランティア団体「IVOLEA(アイボリー)」は2月11日(月・祝)に岩手県大槌町で被災者支援活動として、アロマスプレー作りを実施する。薬学部・生命科学部の学生であることを生かしたアロマスプレー作りを通して、心のケアなどの支援を行うことが狙い。

 IVOLEAは2012年3月に被災地への長期的な支援活動を行うために立ち上げられた。現在の参加人数は28名。
   
 2012年5月の第1回目の活動では、現地のボランティア団体「遠野まごころネット」の協力を得て、岩手県陸前高田市において瓦礫の撤去などの支援活動を行った。第2回目は岩手県大槌町において用水路を整備する活動などを行ってきた。第3回目となる今回は、岩手県大槌町において遠野まごころネットのボランティア活動への参加だけでなく、初めてのIVOLEA主催イベントとして中医学に基づいた体質別アロマスプレー作りを行う計画。

 中医学とは中国の伝統的な医学をいう。このイベントでは、中医学に基づいて体質タイプを見分け、体質別のアロマスプレーを仮設住宅に住む被災者の方々と一緒に作製する。完成したアロマスプレーは参加者が持ち帰ることができる。イベントにあたっては、昨年9月から学生が積極的にポスターの作成や「アロマ勉強会」などの準備を行ってきた。この活動を通して、会話をともに楽しむことで心のケアをすることを目標としている。

 今回の活動を通し、学生たちは被災者支援に携わるだけでなく、将来、薬剤師など人の命と健康に貢献するスペシャリストになるために授業で学んでいる、相手を思いやる態度や信頼関係を築く力を発揮することが期待される。

▼本件に関する問い合わせ先
 東京薬科大学 総務課(法人・広報担当)
 〒192-0392 東京都八王子市堀之内1432-1 
 TEL: 042-676-1649  
 FAX: 042-677-1639
 E-Mail: kouho@toyaku.ac.jp
 URL: http://www.toyaku.ac.jp/

3865 2012年8月に行われた活動では、大槌町にある水路整備を行った。