大学通信

大学のキャンパスがロケ地に――映画やドラマ、CMをはじめ、制作協力や学生の出演も

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大学の広いキャンパスや風情ある建物、特徴的な施設などは、テレビドラマや映画の撮影にたびたび使用されている。ロケ地として登場することで知名度を上げ、親しみやすいイメージを持ってもらえるほか、受験生にもアピールできるという効果がある。一方、撮影の裏方に回り、制作協力を行っている大学もある。
【文教大学、城西国際大学、千葉商科大学、大妻女子大学、実践女子大学、東京工科大学、玉川大学、日本文化大学】

 文教大学(埼玉県越谷市)越谷キャンパスは掲示板前や図書館、階段教室などの室内が、湘南キャンパスはレンガ造りの校舎を生かした外観がロケにたびたび使用されている。
 最近では、越谷キャンパスでJTのCM(10年)、湘南キャンパスで映画「スープ・オペラ」(09年)、ハウス食品のCM(09年)、ドラマ「三毛猫ホームズの推理」(12年)などの撮影が行われた。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=4248 )

 城西国際大学(千葉県東金市)メディア学部では「学生共同映画制作プロジェクト」として、映画を学ぶ韓国の東西大学校の学生と協力し、2011年度に映画作品「冬の花火」を制作。事前にWEBによる打ち合わせを繰り返して脚本を練り上げた後、2012年1月に東西大学校から6名が来日した。メディア学部の1年生(当時)25名と顔合わせし、直ちにリハーサル、ロケハンに突入。埼玉県の城西大学、高麗川、高麗神社などでの撮影や、日活撮影所でのセット撮影を行いクランクアップした。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=3990 )

 千葉商科大学(千葉県市川市)政策情報学部楜沢ゼミ生が制作に貢献したスタジオI.TOON(有限会社アイトゥーン)の短編クレイアニメーション「HARBOR TALE」が、国内外の多数の映画祭でノミネートされた。チェコの歴史ある映画祭「ZLIN FILM FESTIVAL(ズリン フィルム フェスティバル)」では、「アニメーション部門最優秀賞」と「観客賞」のダブル受賞を果たした。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=4119 )

 大妻女子大学(東京都千代田区)バスケットボール部の石井琴子選手(家政学部ライフデザイン学科2年・当時)が、2011年の大ヒットドラマ「家政婦のミタ」に出演。主人公・三田灯を演じる松嶋菜々子さんが公園でボールをドリブルするシーンを代役で演じ、収録時には松嶋さんにシュートフォームやボールの扱い方を指導した。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=3597 )

 実践女子大学(東京都日野市)の緑豊かなキャンパスは、映画「誰も守ってくれない」(09年)、ドラマ「ごくせん」(05年)、「ライフ」(07年)などさまざまなドラマや映画のロケ地となっている。
 昨年はドラマ「GTO」の撮影が行われた。約3カ月にわたりさまざまなシーンを撮影し、グラウンドや銀杏並木、校舎の出入り口、屋上、教室といった大学の風景が、作中に数多く登場。高校生向けのキャンパスツアーでは過去にロケ地となったスポットを紹介し、好評を博している。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=4382 )

 昭和大学(東京都品川区)はTBSテレビで放映された特別番組「夢の力」の企画に参加した。同大からは、医師の道を歩みはじめた臨床研修医と横浜市北部病院マタニティハウスで働く助産師の「夢の力」が紹介された。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=4628 )

 また同大の大きな特色であるチーム医療教育の仕上げにあたり、医・歯・薬・保健医療学部の学生がチームとなって入院患者を担当する「学部連携病棟実習」は、NHK Eテレ「命と暮らしを支える~医療と地域をつなぐこれからの薬剤師」で紹介された。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=4374 )

 東京工科大学(東京都八王子市)メディア学部では映像や音楽制作の現場での経験を通じた実践的な教育を行っており、その一環として(株)SL-Company製作のアニメ「ふしぎのヤッポ島 プキプキとポイ」制作に参加した。これは2012年にNHK・Eテレで放送されたもので、音楽監督は同大客員教授の松任谷正隆氏、ナレーションは松任谷由実氏が担当。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=3660 )

 玉川大学(東京都町田市)リベラルアーツ学部の佐藤久美子教授は、2012年4月よりNHKラジオ「基礎英語2」の講師と、NHK教育テレビ「えいごであそぼ」の総合指導を担当している。同教授は英語教育・子どもの言語発達について研究しており、特に近年では、「早期英語教育導入を視野に入れた子供の音声言語発達研究」をテーマとし、幼児期・児童期の英語教育にも重点を置いている。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=4064 )

 日本文化大学(東京都八王子市)八王子キャンパスにある実際の裁判所を模した本格的な法廷教室は、「ギネ 産婦人科の女たち」(09年)や「ギルティ 悪魔と契約した女」(10年)などのドラマの法廷場面や、報道番組の法廷再現場面の撮影に使われている。またこの教室は毎年秋に八王子学園都市大学と共催している市民講座にも利用されており、地域の人々に親しまれている。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=4355 )