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天文学の最前線に触れる――京都産業大学神山天文台が3月2日に、天文学入門講座特別編「太陽系外惑星とコロナグラフ」を開催

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京都産業大学神山天文台は3月2日(土)、「天文学入門講座」の特別編第4回として、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の塩谷圭吾助教を招き、「太陽系外惑星とコロナグラフ」をテーマに、講演を行う。また、同日、平成20年度より進めてきた私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「研究教育用天文台の設置および天文学研究教育拠点の形成」の研究成果報告を開催する。

 京都産業大学神山天文台では、天文学の基礎を学びたい方のための「天文学入門講座」を開催しており、「特別編」では学内外の研究者による天文学における最前線についての講演を行っている。今回は特別編第4回として、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の塩谷圭吾助教を招き、「太陽系外惑星とコロナグラフ」と題した講演を行う。

 宇宙には太陽系の他にも、多くの惑星系があることが近年の観測でわかってきた。太陽系以外に存在する惑星である系外惑星の世界を探るため、JAXAでは2022年度に打ち上げ予定の赤外線天文衛星「SPICA」に搭載する、「コロナグラフ(恒星など明るい天体の周りの、惑星や原始惑星系円盤など暗い天体の検出を目的とする観測装置)」という装置の開発を進めている。講演では、太陽系外惑星について、なぜ宇宙から宇宙を観測するのかについて、そしてコロナグラフについて話す予定。

 なお、当日は、各大学の特色を生かした研究を実施するための支援事業である「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に選定された「研究教育用天文台の設置および天文学研究拠点の形成」プロジェクトの研究成果報告会を開催。「地球起源の隕石と微生物の伝播」や「地球と太陽の磁極反転」などをテーマに研究員が報告を行う。講師や天文台専門員と講座の参加者が交流できる「アストロノミー・カフェ」や天体観望会(悪天候の場合は宇宙の3D映像上映会)も予定しており、併せて参加が可能。


◆天文学入門講座特別編・「研究教育用天文台の設置および天文学研究拠点の形成」研究成果報告会

【日時】2013年3月2日(土)

15:00~16:00 天文学入門講座特別編第4回「太陽系外惑星とコロナグラフ」
16:00~17:00 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「研究教育用天文台の設置およ
         び天文学研究拠点の形成」研究成果報告会
17:15~ アストロノミー・カフェ

【場所】
京都産業大学神山天文台 B1F サギタリウスホール

【詳細】
<天文学入門講座特別編>
http://www.kyoto-su.ac.jp/kao/news/20120302_kouza.html

<「研究教育用天文台の設置および天文学研究拠点の形成」研究成果報告会>
http://www.kyoto-su.ac.jp/kao/news/20130302_houkoku.html

▼本件に関する問い合わせ先
 京都産業大学 神山天文台
 TEL: 075-705-3001
 FAX: 075-705-3002