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京都産業大学総合生命科学部が3月8日にシンポジウム「植物バイオテクノロジーと細胞質ゲノム研究の未来」を開催――最先端の研究を紹介

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京都産業大学総合生命科学部は3月8日(金)に、葉緑体やミトコンドリアのゲノム遺伝子の研究者を全国から招き、シンポジウム「植物バイオテクノロジーと細胞質ゲノム研究の未来」を開催。新しい植物バイオテクノロジーの現状と未来への展望を紹介する。

 京都産業大学総合生命科学部では、生命科学の研究・教育を通じて「未知なる生命に触れるとともに、実社会を意識した学びで人類と地球の課題に挑む」人材育成に取り組んでいる。
 今回は「植物バイオテクノロジーと細胞質ゲノム研究の未来」と題したシンポジウムを開催。植物の細胞の中にある葉緑体やミトコンドリアが持つゲノムや遺伝子の働きの研究者を迎えて、細胞質の遺伝情報がイネ、ダイコン、テンサイなど作物の進化にどのようにかかわってきたのか、また細胞質ゲノムの研究が、これら作物の品種育成に実際にどのように役立っているかについてわかりやすく紹介する。さらに葉緑体の遺伝子組換えをはじめとする新しい植物バイオテクノロジーの現状と未来への展望についても紹介する。

◆第3回京都産業大学総合生命科学部シンポジウム「植物バイオテクノロジーと細胞質ゲノム研究の未来」 

【日 時】2013年3月8日(金) 開演 13:30 ~18:00終了予定

【場 所】京都産業大学 神山ホール3階 第1セミナー室 (京都市北区上賀茂本山)

【主 催】京都産業大学 総合生命科学部/京都産業大学 植物オルガネラゲノム研究センター

【内 容】
特別講演
1.「植物ミトコンドリア:進化の多様性と遺伝情報の利用」
門脇 光一 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 所長

2.「ハイブリッド種子生産をささえる細胞質雄性不稔性-テンサイゲノム研究の貢献と課題-」
久保 友彦 北海道大学大学院 農学研究院 准教授

3.「ダイコン属植物における細胞質の分化および栽培ダイコンの起源」
山岸 博 京都産業大学 総合生命科学部 教授

4.「葉緑体の転写研究と新しい植物バイオテクノロジーの提案」 
椎名 隆 京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授

5.「葉緑体の遺伝子組換えによる有用植物の作出」
寺地 徹 京都産業大学 総合生命科学部 教授

【対 象】一般 (申込不要・聴講無料)

▼本件に関する問い合わせ先
 京都産業大学 総合生命科学部事務室
 Tel: 075-705-1466