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文部科学省が「大学等広報ネットワークフォーラム」を初開催――約200機関・300人の大学・研究機関の広報担当者が参加

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文部科学省は3月22日(金)、「大学等広報ネットワークフォーラム」を開催した。これは、大学・研究機関の広報担当者が組織する「大学等広報ネットワーク」のメンバーが、各機関での広報活動の成果や課題を相互に共有し、交流することを通じて、広報力の向上を図ることを目的としたもの。初の試みとなる今回のフォーラムには、約200機関・300人が参加し、大学広報担当者による広報活動の事例紹介や、大学のPRプランを考案、発表するワークショップなどが行われた。

 文部科学省では、大学・研究機関(以下「大学等」)の広報活動に関する情報交換や交流の活性化を図り、広報力の向上に資するため、大学等の広報担当者が所属する「大学等広報ネットワーク」を組織している。これまで、各機関の広報活動に関するアンケート調査の実施やレポートの作成、Facebook グループ「大学等広報ネットワーク」の開設および運営などの取り組みを行ってきた。

 このたび同省が開催したフォーラム(主催・大臣官房総務課広報室)は、この「大学等広報ネットワーク」のメンバーが一堂に会し、各機関における広報の課題や成果を共有することにより、広報力の向上を図ることを目的としたもの。

 当日は立命館大学、熊本大学、岩手県立大学の広報担当者らが登壇し、各大学での広報活動の事例を紹介。また、ブランディングや広報誌の発行、周年イベントの実施といったテーマごとにグループ分けを行い、大学のPRプランを考案、発表するワークショップも実施した。

 フォーラムに参加したある私大職員は「これまでも私立大学間での情報交換の場や研修会、ワークショップなどはあったが、国公立大学との交流の場は少なかった。今回、文科省の主催でこのような場が設定されたのは画期的だし、大学にとってもありがたい」と話していた。

 また、大臣官房総務課広報室広報推進専門官の川村匡氏は、「多くの方にお集まりいただいたことで、広報活動に対する担当者の関心の高さを実感した。いずれのプログラムについても『有意義だった』という声をいただいており、他大学の事例紹介や広報担当者同士の交流といった情報交換の場の必要性と重要性を再認識した」と語った。

(参考)「大学等広報ネットワークフォーラム」概要
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/03/1331749.htm 

▼本件に関する問い合わせ先
 大学通信 大学プレスセンター
 東京都千代田区二番町11-7 住友不動産二番町ビル1階
 TEL: 03-3515-3545
 担当:小林、横川

4054 事例紹介の様子

4055 ワークショップ(大学PRプラン考案)の様子

4056 ワークショップ(発表)の様子