実践女子大学

実践女子大学人間社会学部が、4月~7月に特別講義「ダイバーシティ社会論」を一般公開――「ジェンダー・ダイバーシティ」に関する取り組みや研究を紹介

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実践女子大学(東京都日野市)人間社会学部は、昨年に引き続き4月10日~7月17日の毎週水曜に、特別講義「ダイバーシティ社会論」(全12回)を開講。一般の方に広く公開する。講師には同学部の教授のほか、学外からも多彩な分野の専門家を招請。「ジェンダー・ダイバーシティ」、すなわち性差別のない社会の形成をテーマに、最先端の取り組みや研究動向を紹介する。参加費無料、要事前申し込み。

 「ダイバーシティ」(diversity)の意味は「多様性」。現代社会においては、雇用の機会均等や多様な働き方などを指す言葉としても用いられている。

 近年、社会のグローバル化が進む中、人間一人ひとりの持つ「属性」も多様化している。人種や肌の色、宗教、性別、性的指向、国籍、障がい、年齢などの「属性」によって差別されない社会を作ることが、「ダイバーシティ社会」形成の根本ともいうべき考え方である。このダイバーシティへの配慮をなくしては、企業経営も成り立たなくなりつつある。

 今回の講義では、こうしたダイバーシティのうちの「ジェンダー・ダイバーシティ」、すなわち性差別のない社会の形成をテーマに、官公庁、企業、研究者などが最先端の取り組みや研究動向を紹介する。

 同講義は人間社会学部の授業だが、一般市民にも無料で広く公開している(要申し込み)。また、関心のある回だけの参加も可能となっている。

◆実践女子大学 人間社会学部 特別講義「ダイバーシティ社会論」

【日時】
 前期水曜5限(午後4時30分~6時)
 全12回(4月10日~7月17日)

【場所】
 実践女子大学大坂上キャンパス
 3館2階321教室 

【日程・内容】
・4月10(水)
「ダイバーシティとは何か、何を学ぶのか」
 講師:実践女子大学人間社会学部現代社会学科 鹿嶋敬
   (内閣府男女共同参画会議議員)

・4月17(水)
「ダイバーシティと男女共同参画-政府の取り組み」
 講師:内閣府男女共同参画局推進課長 小林洋子

・4月24(水)
「企業はダイバーシティにどう取り組むのか (1)-アステラス製薬の場合」
 講師:アステラス製薬株式会社人事部ダイバーシティ推進チーム 矢野章作

・5月8(水)
「企業はダイバーシティにどう取り組むのか (2)-あいおいニッセイ同和損害保険の場合」
 講師:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社人事部ダイバーシティ推進室室長 福岡藤乃       

・5月15日(水)
「男性が育児休業を取る」
 講師:東京都生活文化局都民生活部男女平等参画課主任 山田貴之

・5月22日(水)
「企業はダイバーシティにどう取り組むのか(3)-TBSテレビの場合」
 講師:TBSテレビ人事労政局教育研修部長 藤田多恵

・5月29日(水)※6時間目
「労働組合はダイバーシティにどう取り組むのか-電機連合の場合」
 講師:電機連合中央執行委員 冨高裕子

・6月5日(水)
「メンターという存在 -エンパワーメント・フォーラム2013 『メンター個人表彰』入賞者」
 講師:JEC連合男女共同参画室室長 田辺三菱製薬労組中央副執行委員長 福田明子

・6月19日(水)
「女子学生とダイバーシティ-女子学生の就職事情・就活のポイント」
 講師:キャリアコンサルタント 上田晶美

・6月26日(水)
「非正規雇用者とダイバーシティ-派遣ユニオンから見た実情と課題」
 講師:派遣ユニオン書記長 関根秀一郎

・7月3日(水)
「国のダイバーシティ政策」
 講師:経済産業省経済産業政策局経済社会政策室企画調査官 坂本里和

・7月17日(水)
「まとめ」
 講師:実践女子大学人間社会学部現代社会学科 鹿嶋敬

※講師やテーマ、日程、会場は変更になる場合があります。

▼本件に関する申し込み/問い合わせ先 
 実践女子大学人間社会学部研究室
 〒191-8510 東京都日野市大坂上4-1-1
 TEL: 042-585-7802
 E-mail: jinsha☆jissen.ac.jp
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