昭和女子大学

昭和女子大学が城南信用金庫と産学連携・協力に関する協定書を締結――地域経済の活性化や中小企業の発展を目指す

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昭和女子大学(学長:坂東眞理子/東京都世田谷区)はこのたび、城南信用金庫(理事長:吉原 毅/東京都品川区)と産学連携・協力に関する協定書を締結した。これは、地域の持続的発展に資することを目的としたもの。今後はお互いの資源やノウハウを活用した共同研究や講演会、地域ニーズに応じた人材育成プログラムの開発などに取り組む予定。また同大の「現代ビジネス研究所」を中心に、地域経済の活性化や中小企業の発展、起業や事業承継などを支援する地域拠点の形成を目指す。

 昭和女子大学は今年4月、東日本の女子大学で初めて「グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科」(入学定員100人)を設置。同時に、企業や地域との多様な協働環境を創出し、新たな研究・教育を生み出すプラットフォームとして、日本の大学で初めて「現代ビジネス研究所」を開設した。
 同研究所には現在、企業や行政機関、NPOなどでのさまざまな実務経験を持ち、公募で選ばれた72人の研究員が所属。それぞれの経験や知見をもとに、プロジェクト研究(※)に取り組む学生の指導および支援を行っている。

 こうした中、同大は城南信用金庫と包括的な協定を締結。地域産業界のニーズに応じたプロジェクトに連携して取り組む運びとなった。
 今後はこの協定に基づき、お互いの資源やノウハウを活用した共同研究や講演会、地域ニーズに応じた人材育成プログラムの開発など、地域の持続的発展に資する活動に取り組んでいく。そのほか、学生らが城南地区の幅広い業種の現場を体験し、さまざまな企業課題に挑戦するプロジェクト研究を推進し、産学が連携する大学の実践的キャリア支援プログラムも開発する予定。

 また、こうした活動を通じて意欲・能力あるミッド・キャリアを「現代ビジネス研究所」に集めることにより、地域活性化のインキュベーターという新たな役割を担う地域拠点の形成を目指す。

※プロジェクト研究: 学生がチームで企業などから与えられたテーマに取り組み、学生の立場から現実のビジネスの先取り体験をする実践的な学習プログラム。

▼本件に関する問い合わせ先
 昭和女子大学 広報部
 TEL:03-3411-6597

4342 城南信用金庫の方々と記念撮影