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放送大学が8月7日に特別講義「フォトジャーナリズムとは何か」をテレビで放送――講師はフォトジャーナリストの広河隆一氏

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放送大学(本部:千葉市美浜区/学長:岡部洋一)は8月7日(水)、BSデジタル放送および地上デジタル放送にて特別講義「フォトジャーナリズムとは何か」を放送する。講師にはフォトジャーナリストの広河隆一氏を招請。戦争や飢餓など、世界のさまざまな問題を写真で伝える月刊誌『DAYS JAPAN』の編集長を務める同氏が、パレスチナ問題やチェルノブイリ原発事故、東日本大震災での取材活動の紹介を通し、現場に立ち続ける意義について解説する。

 放送大学は、テレビおよびラジオで学ぶ正規の通信制大学(文部科学省・総務省所管)である。視聴環境が整っていれば全国どこでも受講ができ、学士や修士の学位取得をはじめ、キャリアアップ、自己実現などの生涯学習にも寄与している。

 同大は通常の放送授業のほかに、特別講義を放送している。これは、人文科学、社会科学、自然科学の各分野の第一人者が、テーマに沿って自由に講義を展開していく45分の番組。

 8月7日(水)には「フォトジャーナリズムとは何か」をテーマに特別講義を開講。パレスチナ問題やチェルノブイリ原発事故を中心に取材を行っている広河隆一氏の活動を紹介する。

◆特別講義「フォトジャーナリズムとは何か」
【放送日】8月7日(水)12:00~12:45
【講 師】広河隆一氏 フォトジャーナリスト/『DAYS JAPAN』編集長
 戦争、飢餓、災害。 フォトジャーナリストは、命の危険と隣り合わせの現場に立ち、世界のさまざまな問題を写真で伝えている。広河隆一氏は、パレスチナ問題やチェルノブイリ原発事故を中心に長年、取材活動を行っている。生きる権利を奪われ、人間の尊厳を脅かされている人々に寄り添い、シャッターを切り続けてきた。東日本大震災直後に取材で入った福島県双葉町では、チェルノブイリでも振り切れたことのなかった線量計が振り切れてしまったため、同氏は住民に安全を呼びかけることを優先し、写真を撮ることが出来なかった。フォトジャーナリストとして世界と向き合う同氏は「『知る権利』は『人々の幸福に生きる権利』に根ざす」と語り、現場に立ち続けることの意義を説く。

【チャンネル】
 BSデジタル放送(テレビ231ch)または、関東の一部エリアのみ地上デジタル放送(12ch)

▼本件に関する問い合わせ先
 放送大学 総務部広報課
 TEL: 043-298-4200
 FAX: 043-297-2781