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放送大学が12月1日に、2010年ノーベル化学賞受賞者の根岸英一博士による特別講義番組「遷移金属元素の魔法の力」の公開収録を開催

大学ニュース  /  生涯学習

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放送大学(本部:千葉市美浜区/岡部学長)は12月1日(日)、ノーベル化学賞受賞者(2010年)でパデュー大学特別教授の根岸英一博士による特別講義「遷移金属元素の魔法の力 ~サステイナブルな21世紀への鍵~」の公開収録を開催する。当日は同氏が開発した画期的な有機化合物の合成法「根岸クロスカップリング」や、持続可能な社会へ向けた取り組みなどについて講義を行う。参加無料、要事前申し込み。

 放送大学は、テレビおよびラジオで学ぶ正規の通信制大学(文部科学省・総務省所管)である。視聴環境が整っていれば全国どこでも受講ができ、学士や修士の学位取得をはじめ、キャリアアップ、自己実現などの生涯学習にも寄与している。

 同大は通常の放送授業のほか、人文科学、社会科学、および自然科学の各分野の第一人者が、テーマに沿って自由に話を展開していく番組「特別講義」を放送。
 12月1日には、来年4月より放送予定の特別講義「遷移金属元素の魔法の力」の公開収録を開催。当日はノーベル化学賞受賞者(2010年)でパデュー大学特別教授の根岸英一博士による講義を実際に受けることができる。

◆特別講義番組公開収録『遷移金属元素の魔法の力 ~サステイナブルな21世紀への鍵~』
【講義概要】
 1976年、根岸博士は画期的な有機化合物合成法である「根岸クロスカップリング」を開発。以来、「根岸カップリング」は、医薬品や農業、プラスチック、液晶、有機ELディスプレイなど、さまざまな分野で必要不可欠な技術となった。この業績により、鈴木章氏、リチャード・ヘック氏とともに、2010年、ノーベル化学賞を受賞。また、文化勲章および文化功労賞も受賞した。「根岸クロスカップリング」を可能にした遷移金属元素の「魔法の力」とは。そして今後人類が持続可能な社会を開く鍵について、根岸博士が講演を行う。

【講 師】根岸 英一博士(科学技術振興機構総括研究主監、米国パデュー大学特別教授)
【日 時】2013年12月1日(日)13:00 開場 13:30 開始
【会 場】放送大学東京文京学習センター  B1F多目的講義室1(文京区大塚3-29-1 TEL:03-5395-8688)
【定 員】250名
【備 考】参加申し込みは放送大学ホームページからのみ受け付けています。定員に達し次第、締切らせていただきます。

▼本件に関する問い合わせ先
 放送大学 総務部広報課
 TEL: 043-298-4200
 FAX: 043-297-2781